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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

弦楽器の縁飾り,あれこれ  

楽器の飾りは各部いろいろあるが、今回はボディの角になる縁飾りに注目、
この縁飾りをバインディングとかパーフリングとか言うがあまり意識して区別していなかった、響板はスプルースなどヤワな木材なので縁は補強するのが望ましい、
バインディングはまさに角に位置するところに施される硬い木材のラインで補強が主な目的、本体とコントラストを付けて引き締める飾りの要素もある、パーフリングはその内側に施される、飾りのラインになるらしい、
BP 01
バロックギター
リュートではバインディングのみ、という例が多いようだ、
11c lute b
リュート
*ヴァイオリン属になると、パーフリングはあるが、バインディングは無い(あるのを見た憶えがない)、
vn p
よく縁が欠けて修理するらしいが、構造的な理由か、今のところわからない;
またリュートではこのように縁からボウルに被せて羊皮紙のテープが貼られたものがある、
11c_20190722143042c77.jpg
古いリュートは修理を重ね、バインディングが痛んだり、修理によっては削ることもある、テープはそのマスキングを兼ねて補強の代役となる、これはテーピングと呼ぶべきか;
Mouton.jpg
シャルル・ムートンの肖像画より
リュートの「ポイント」と呼ばれる切れ込み部分は指板の延長にも、バインディングの一部にも見え?何だかわからない^^;
始め8コースくらいに作られたリュートを11コースに拡げた場合、こうなるだろうか、
point.jpg
ヤコブ・リンドベルイが所有するSixtus Rauwolfのリュートはこんな経緯をもつ、佐藤豊彦氏所有のLaurentius Greiff(1610年)より古く、ガリレオ・ガリレイの青年時代、1590年頃に作られ、125年後の1715年に改造されている、現在約430歳の楽器だ、古けりゃ良いと限らないが、こうして存続したのは素性が良かったからだろう、
j l weiss
バインディングも修復してあるようだが、オリジナルどおり、貼りフレットは付けていない、
このリュートを弾いたS.L.ヴァイスのアルバムを改めて聴いた、枯れた味の高音、ハ短調の曲で響く低音Cなど思い切り熟れていて深い、
このアルバムから1曲だけyou tubeに挙っていた、
j l weiss you
you tube:Silvius Leopold Weiss - Fantasia for lute No. 1 in C minor

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: Instruments

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コメント

ばんは。

リュートの場合は、構造的にパーフリングを入れるのは難しいですね。

ヴァイオリンのパーフリングは、表面板を彫って黒檀や黒染めの木を埋めます。
ぶつけたりして割れても、この部分で割れがストップするとか。
もっとも、安物になると黒い塗料で描いたものもあるらしいです ^^;


リュートの奇士 #nLnvUwLc | URL
2019/07/19 22:41 | edit

奇士さん こんばんは

リュートは薄すぎて、バインディングを入れるのさえ危うく思えますね、
テーピングが一番安心かな;
ヴァイオリンの修理、たしかに欠けるのはパーフリングの外で、破片が
残っていれば貼るだけですね、
某国製、今はバロックヴァイオリンも出しているとか;

michael #xNtCea2Y | URL
2019/07/19 23:05 | edit

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