FC2ブログ

Michael: Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

G.ムッファト:「調和の捧げもの」  

今日は普段あまり馴染みのないバロックの作曲家、ゲオルク・ムッファト(Georg Muffat 1653-1704)を取り上げる、ムッファトはフランスに生まれ、少年期にジャン=バティスト・リュリに師事、オルガン奏者として活躍、1677年からザルツブルク大司教の宮廷に仕えた、1680年頃にイタリアを訪れ、アルカンジェロ・コレッリに会い、影響を受ける、ムッファトはのちのヘンデル同様、国際性を持つ作曲家となった。 
g muffat
Georg Muffat
代表作の一つ、「調和の捧げもの」は6曲のソナタ集だが、各曲はコレッリの合奏協奏曲にフランス組曲の舞曲を合せ持つ構成になっていて興味深い、
armonico tributo
2つのvn、va、vc(又はgamba)ほか通奏低音の構成だが、弦を増やし、tuttiとsoliの響きを分けた演奏もされる、舞曲に入ってもこの書法が活かされる、
手元にアルス・アンティクヮ・オーストリアのCDがあるが、各パート1人で通奏低音は鍵盤とアーチluteの組み合わせで内容が緻密に聞こえてくる、
muffat a t
Ars Antiqua Austria 2000年録音
各曲の冒頭に置かれたGraveの和声はまさにA.コレッリを思わせるが、ソナタNo.2 ト短調など深い趣きで始まる、
sonata 2 01
Tは総奏、Sはソロ
sonata 2 gra you
you tube:Armonico tributo: Sonata No. 2 in G Minor*: I. Grave
ほか、Sonata No.2の各楽章は以下で聴ける、
you tube:Armonico tributo: Sonata No.2 etc.

ソナタNo.5 ト長調は楽章は5つと少ないが、終曲に長大なパッサカリアが置かれる、時折、冒頭のテーマを再示して変奏を進める、
passaca.jpg
sonata 5 passac you
you tube:Armonico tributo: Sonata No. 5 in G Major*: V. Passacaglia: Grave
このパッサカリアはリュートに編曲されていて、先日話題にした、修道士でリュート奏者だった、フェルディナント・フィッシャーの編曲と推測され、ザルツブルク時代、両者に親交があったことを示している。

ご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村
関連記事

category: その他・バロック

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/2318-86478cfc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック