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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

バロックtrp,あれこれ <追記あり>  

先日も書いたとおり、現代の古楽器として使われるトランペットの多くは音程補正孔の付いたもので便宜上バロックtrpと呼ぶ、
b trp
バロックtrp
一方昔のままの"管"あるのみのtrpをナチュラルtrpと呼ぶ、
n trp
ナチュラルtrp
n trp scale
ナチュラルtrpの自然倍音
今日はお馴染みのテレマンの曲で両楽器の違いを聴き比べてみる、第1楽章だけでよくわかる、
まずはN.エクルンドのバロックtrpによる演奏、安定した美しい演奏だ、
n e te trp you
you tube:Georg Philipp Telemann.Trumpet Concerto No.1 in D major. TWV 51:D7
次はF.マドゥフのナチュラルtrpによる貴重な演奏
f m te trp you
you tube:G. P. Telemann - Concerto in D major for trumpet, 2 violins & b.c., TWV 51:D7
TWV 51 d7
第1楽章、trpソロパート
ナチュラルtrpでは上の楽譜に印した"シ"の音が幾分下がる、少しズレる、これがバロック期に響いた音で、これがtrpらしさだと受け入れられていただろう。
しかし、雑味のまったくない澄み切ったエクルンドのバロックtrpは申し分ない、ほかにいくつか挙げる、
まずミヒャエル・ハイドンのtrp協奏曲No.2ハ長調、
n e m hay trp you
you tube:Johann Michael Haydn. Trumpet Concerto No. 2 in C major
第1楽章の展開部[39]でtrpの最高域といえる"ファ"に跳躍するのが聴かせどころ、
m hay trp con
レオポルト・モーツァルトのtrp協奏曲ニ長調も第1楽章で休符のあとに高域を取る、
n e l moz trp you
you tube:Johann Georg Leopold Mozart. Trumpet Concerto in D major
バロックに戻ってイタリアの作品、G.トレッリのソナタニ長調、イタリア音楽らしい天から聞こえてくるような魅力、
n e tore trp you
you tube:Giuseppe Torelli, Sonata in D Major, Felice-Lucia-Stefano Torelli
今度はドイツのJ.F.ファッシュの協奏曲ニ長調、
n e fa trp you
you tube:Johann Friedrich Fasch - Trumpet Concerto in D-major (Ca.1750)
お国柄で違う趣きになる、

ところで、兄のF.J.ハイドンが書いた有名なtrp協奏曲変ホ長調Hob.VIIe:1は新発明のキー・トランペットのための曲で、ナチュラルtrpのための協奏曲は残っていないが、ナチュラルhornの協奏曲はある、T.ブラウンのhorn、ホグウッド指揮、AAMで、
hog j hay hor you
you tube:Haydn: Horn Concerto No.1 in D, H.VIId No.3 -
1. Allegro 2. Adagio 3. Allegro
ナチュラルhornはアサガオに右手を出し入れして音程を操作できる、曲はさすがにハイドンの楽しさが溢れる。
いずれの作曲家も楽器の制約をうまくクリアしつつ、良い曲を書いている、数こそ少ないが名演があれば飽きることはない。

PS.動画付きでバロックtrpによるテレマンのtrp協奏曲 TWV 53:D5を挙げる、トリルの演奏もリップトリルで行なわれる、
te trp you
you tube:G.Ph. Telemann: Concerto in D major for Violin, Cello, Trumpet and Strings, TWV 53:D5

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: G.P.テレマン

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コメント

今晩は。

たしかに「シ」の音は違和感ありますね。
D管だとしたら「ラ」の音でしょうか。
吹き方では調整しきれないのでしょうね。

何カ所か聞こえるトリルはどうやって演奏しているんだろうかと疑問に思いました。
管に穴が開けてあるのか,リップトリルだとしたら見事な技術ですね。

リキ #KLtzAfy. | URL
2019/08/09 21:01 | edit

リキさん こんばんは

ナチュラル管では舌の動きなど口の中の操作を加えたリップトリルのようですね、バロックtrpも基本は同じのようで、音程に補正が必要な場合、孔の開閉を伴うようですが、(演奏例の動画を追加しました)
トランペットなど人の体も楽器の一部に思えますが、生まれつき向き不向きがあるんでしょうかね?ホルンでちょっとだけ音が出たことがあり感動しました^^

michael #xNtCea2Y | URL
2019/08/09 22:32 | edit

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