Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

J.C.F.バッハの交響曲  

Bach's sons、今日はヨハン・クリストフ・フリードリヒ・Bach(1732~1795)です。
バッハの末から2番目の男児、ハイドンと同年生まれという点も興味あるところ。音楽は最初父に学び、ライプツィヒ聖トーマス教会の附属学校に進む。作風は兄カール・フィリップ・エマヌエルの影響をうけた時期を経て、イタリア人作曲家や弟J.クリスティアンなどからイタリア・スタイルも身につけ、三楽章の交響曲を書き、後期には四楽章となってハイドンのスタイルに近いとのこと。
過去に入手して保留してあったCDを思い出して聴いてみました。
Burkhard Glaetzner:指揮、Neues Bachisches Collegium Musicum
1992年録音、BERLIN Classics

j c f bach sym

1.Symphonie Bs-dur HW 1/20
2.Symphonie Es-dur HW 1/10
3.Symphonie C-dur HW 1/6

1曲目、変ロ長調が4楽章の作品で第一楽章は付点リズムの荘重な序奏を持ちます、主部は颯爽とした第一主題で始まり、かっちりとした構成感はハイドンと共通する趣味を感じます。クラリネットを含む木管の活用が目立ちます。折り目正しく進む中、展開部にぐっと聴かせる閃きがあります。
第二楽章はロンド形式ですが、変奏形式に代る位置づけで趣味はハイドンの緩叙楽章を彷彿とさせます。
メヌエットは装飾的旋律で親しみやすい、トリオでもあまり雰囲気を変えず、木管に歌わせます。
終楽章は弾むようなテーマのロンドで、ソナタ形式の枠組みはないようだが、後半に展開部に相当しそうな短調部分があり、ぐっと引き付けます。
J C F Bach: Symphony in B flat Major

2曲目変ホ長調と3曲目ハ長調は3楽章の作品で、ぱっと聴いた感じ、これらのほうが板に付いた作風に思えます。ジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニに始まるイタリアのシンフォニア、さらにはグルックの管弦楽曲を思わせる、軽快で上品な急楽章、悲劇味をおびた短調の緩叙楽章はなかなかのもの。
Burkhard Glaetznerの演奏は堅実で弦楽が味わい深いです。
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category: Sons of Bach

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