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Micha: Classic音楽・Lute・宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学の話など

H.ビーバー:8つのソナタ ほか  

バロック好きでありながら、ヴァイオリン音楽はイタリア作品に耳惹かれるせいか、あまり聴いてこなかった、ハインリヒ・イグナッツ・ビーバー(1644-1704)はバロック期、オーストリアの作曲家でvnの達人、ザルツブルクの宮廷楽団の楽長となった人で、vn音楽の技を結集したような作品を書いている、先般話題にした、作曲家G.ムッファトや、修道士でリュート奏者のF.フィッシャーともザルツブルクで交流があったはずだ。 
Biber.jpg
Heinrich Ignaz Franz von Biber
今回は1681年に完成した、8つのvnソナタほか興味深い作品を録音した2枚組、アンドルー・マンゼ(バロックvn)、ナイジェル・ノース(テオルボ ほか)、ジョン・トール(鍵盤)の3人がROMANESCAというグループ名で演奏している。
biber sonata romanesca
cd1.jpg
cd2.jpg
1993-94年の録音だが優秀録音、これに匹敵する名盤は見当たらない、マンゼのvnの微妙な味わいを聴かせる達演はさすが、曲によりノースのテオルボ、トールのオルガン、チェンバロが効果的に支え、ひじょうに魅力。
ソナタとは言っても定型の楽章で構成されず、自由な中身である、即興性のある前奏曲にアリアと変奏、終曲、といった配置ほか、舞曲が入ったりして、お決まりじゃない面白さがある、Sonata Vなど良いと思った。
you tubeで2枚組全曲、トラック選択で聴ける、
biber 8 sonata you
you tube:Biber - Violin Sonatas (reference recording : Trio Romanesca)

メインの8つのソナタ以外に興味深いのはまず、リュートのためのパッサカリア、
you tube:Passacaglia for solo lute
これはリュート向きに書かれた曲でvn曲からの編曲ではなさそうだ、当時弾いたのは誰だろう、ビーバーの原作か?

また、描写ソナタ(Sonata Representativa)がじつに面白い、
you tube:Sonata Representativa
導入的なアレグロに続き、夜うぐいすカッコウ雄鳥と雌鶏ウズラ、最後に銃士の行進とやらが出てくる、「蛙」や「雄鳥と雌鶏」での不協和音というか任意の音律、「猫」でのポルタメント?は絶妙^^
楽譜の「猫」の部分、とくに演奏上の指示書きはない、ここは奏者の裁量に任される、
Die Katz

CD2の最後に「ロザリオのソナタ」に含まれる無伴奏vnのためのパッサカリア G-mollが入っている、you tube:Passagalia for solo violin
これをリュートに編曲した演奏もいくつかある、近年のナイジェル・ノースの演奏、
n n bi pa you
you tube:Biber, Passacaglia in g minor
さすがはノース、ではあるが曲は凄くvn的、luteには不向きでド難しそう、じっくり聴かせるのは厄介で苦労多過ぎか;;

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: その他・バロック

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コメント

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リュートの奇士 #nLnvUwLc | URL
2019/08/15 22:49 | edit

奇士さん こんばんは

tabありがとうございます、ずっしりきます^^;
これは例会か、ワインコインとかでもう演奏されたんでしたっけ?

michael #xNtCea2Y | URL
2019/08/16 02:09 | edit

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