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G.B.サンマルティーニ:交響曲集  

古典派スタイルの交響曲などはどこから生まれたのか、という問いでまず引きだされるのが、ジョヴァンニ・バティスタ・サンマルティーニです。ハイドンが父なら、サンマルティーニは祖父でしょうか。オペラや宗教曲の始めに序曲として演奏される急緩急3楽章の曲を独立した曲としたそうです。
手元にあるケヴィン・マロン指揮、Aradia EnsembleのCDを聴きました。
2003年 NAXOS

g b sammartini

Symphony ①A major(J-C62) ②C minor(J-C9) ③D major(J-C16)
④Fmajor(J-C36) ⑤D minor(J-C23) ⑥Cmajor(J-C4)
音楽史云々の前に、それぞれ美しい曲として楽しめます。弦楽主体の細やかで上品な味わい、トランペット又はホルンがハーモニーとリズムを補強します。初期の作品はまだバロックの様相が強いですが、当盤の①A major や⑥C majorあたり、古典派の始祖らしいスタイルとなっています。サンマルティーニに師事したC.W.グルックの序曲など管弦楽にも同様の音楽が聴かれます。もっと後期と思われるこちらの曲など、
Giovanni Battista SAMMARTINI SYMPHONIE EN RE
管の使い方など古典派らしい管弦楽法も出来上がっているようですね。
グルックと同時期のオペラ作曲家でニコロ・ピッチンニがいます。ピッチンニは周囲の企みでグルックと対立させられ、同題材のオペラ「タウリスのイフィゲニア」を同時上演に向けて書くことになったそうで、その序曲です。
Piccinni: Iphigénie en Tauride - Overture
これを聴くとすっかり古典派完成という雰囲気ですね。

サンマルティーニよりさらに遡ればヴィヴァルディのシンフォニアに繋がるでしょう、三楽章でソロ楽器は現れず、合奏体のみの曲です。またコレッリをはじめとするコンチェルト・グロッソのトゥッティとソロ群が交互に作りだすシンフォニックな響き、これも交響曲へと繋がるとされます。
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category: その他・古典派

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