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落語:「代書」  

昭和の初期に作られた落語というのは古典か新作か? 内容からするともう古典というイメージで、昭和もすっかり昔になった、この「代書」という話を作ったのは米朝の師匠、桂米團治だそうだ、米朝はやる人がいなくなった古典落語を復活させてきたが、これもそのたぐいの演目になりそうだ。桂米團治は一時、落語をやめ、代書屋をやった時期があり、その経験を元にした、当時の新作落語になる、役所等へ提出する法的な書類を不慣れな人に代わって作成する、司法書士のような仕事で、今も通称、代書屋さんで呼び名だけは残っている、地味な話にも思えるが、これを聞くと、昭和初期の世情が伝わってくるし、この時代に成り立つ意外な笑いどころがあって面白い、
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you tube:落語 桂米朝 代書
この話は面倒な客3人が代書屋を訪れるが、3人目の客は朝鮮半島の人で妹の渡航証明が必要で尋ねてきた、当時は向こうにも戸籍があった、
戸籍謄本では死んだ人がまだ生きている、「死亡届け出さなかった」そうで、代書屋は「届けを出さないと遺体の始末が認可されないはずだ」というが、「その人、虎に食われて死んだので、始末要らなかった」という; また肝心の妹(18歳)が載っていない、「まだ出生届出してない」とか;嘘か本当かすごくいいかげんな話;オチもうまくひねってある、

もう一つ、桂枝雀、客は最初の1人目に絞られるが、十分過ぎるほど面白い、
sijaku.jpg
you tube:桂枝雀 Shijaku Katsura 代書屋 落語 Rakugo
土地家屋測量士と言っているが、正しくは土地家屋調査士である、米朝の話の3人目が出てくるともっと面白そうだが、

しかし韓国は近年、戸籍制度を廃止している、差別問題など戸籍が個人によっては不利益になるという事情だそうだ。
日本の戸籍は時代に合わせ、変化してきた、昔は家単位で、戸主(こしゅ)を定め一家全員載っていた、子が家督相続すると戸主が代わった、本籍はその家のある場所であった。
今は住所地と本籍は別である、戸籍は夫婦単位で作られ、妻の姓で婚姻してもよい、戸主は「筆頭者」に変わった、子は婚姻すると戸籍を出るので孫は載らない。相続等の際に身分、血縁関係を証明するのに戸籍が必要で、本籍は住所地以外でも実在する場所ならどこでも置ける、本籍を定めるのは、どこの役場で戸籍の証明がとれるようにするか、の選択に過ぎない、番地まで定めるのは戸籍を特定する表示にするためである。本籍地を変えるだけなら転籍届でできる、他の市区町村へ移動する転籍をすると新たに作成する役場では既に戸籍から出て「除籍」となった人は記載しないなど不要な情報は消えていく。
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外国人と婚姻する場合、当人の本国法も関わってくるので、添付する証明書類も様々異なる。

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