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T.ファイ:ハイドン交響曲102番ほか  

トーマス・ファイのハイドン新譜、着実に進んでいるようですね。第1集で録音した104番以来、100番代の録音は2曲目でしょうか、102番と協奏交響曲で討って来ました。

fey hay 102 etc
トーマス・ファイ指揮、ハイデルベルク交響楽団
F.J.ハイドン
交響曲 No.89 F major (Hob.89)
交響曲 No.102 B♭major (Hob.102)
協奏交響曲 B♭major (Hob.105)

89番、第一楽章動機が中山晋平:作曲「証城寺の狸囃子」と同じということで有名?各楽章、充実した傑作です。
ファイは全般に堅実な演奏で安定感がありますが、終楽章の展開部の懐深さが圧巻で聴きどころです。

102番、第一楽章序奏は真っ当な素晴らしい演奏、主部は活気、重量感、切れ味を緻密なコントロールで聴かせ、適宜テンポを変化させ、最もよいテンポを各所に当てはめます。盛り上げどころは加速して痛快、左右に配置した1st:vl、2nd:vlが構成感を聴かせる上で効果的です。
第二楽章、弦と木管が空気に溶けるようなレガート、穏やかな中にも大波が打ち寄せる楽章です、例によってダイナミズムもどっしりと表現します。
メヌエット、かなり速めで躍動感満点、アウフタクトで大きく溜めを入れ、聴き手が先走るのを押さえつつ進めます。トリオはゆったりレガート、木管の装飾音がかなり凝ります。メヌエットの再現ははじめよりさらに元気づいたようです。
終楽章、メヌエットからアタッカで入る間です、快速で緻密に構成を聴かせながら、強弱の対比、鋭い打ち込み、斬新なこの楽章の魅力を寸分漏らさず表現しようとする姿勢を感じ、終結は思い切り加速、快演です。

協奏交響曲、まず、オケのシンフォニックでかっちりしたまとまりが心地よい、各モダン楽器のソロはノンヴィブラート奏法でとても味わい深いことを実証しています、ソロには装飾パッセージを加えます。最新の録音として、S.ラトル&BPOのライバル盤と言えそうな秀演。一方でフィッシャー盤のような程よくのどかさをもった演奏も好きですけどね。
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category: F.J.ハイドン

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