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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

ギター属の音、あれこれ  

またもマニアックな話にのめり込んで恐縮; 
ギターは今でこそ標準的な形が決まっているが、歴史を辿るとリュート属と同様、ひじょうに多様で面白い、先日のビウエラの話で挙げた写真でも、
vihuela org
一番右の楽器はどう見てもバロックギターの前身的?な型で、側板の深いタイプだ、
現存する希少なオリジナル・ビウエラを調査した製作家、カルロス・ゴンザレス氏のレクチャーをまとめた西野 潤一氏のレポート(日本リュート協会会報より)があるが、
「キトのビウエラ カルロス・ゴンザレス レクチャーレポート」
この楽器は響板の厚さが4mmもあるらしい、
004_20190913102206cb7.jpgレプリカ
一方、側板奥行きの浅いタイプもあり、最盛期のビウエラはどんな楽器だったのか?
この動画ではスリム・ボディで深い型を弾いているが、バロックギターの音色に近い感じ、
vihuela 01 you
you tube:Guardame Las Vacas A
*参考にバロックギターの演奏も一つ、
b guitar you
you tube:Baroque guitar - Santiago de Murcia - Jacaras and Fandango
*作曲者のS.de.ムルシアはA.コレッリの曲をギターに移したり、民族的な曲を書いたり多彩である。

一方、奥行きの浅いビウエラ、
flat-back-vihuela_2019091310013226e.jpg
H.スミスの演奏でナルバエスの曲を挙げる、
H S vihuela you
you tube:Fantasia del quarto tono - L. Narvaez - H. Smith, vihuela
個人的好みでは、こちらがビウエラの理想といった感じ^^

19世紀ギターでも大きく分けて2つのタイプがあり、バロックギターを引き継いだような細身で奥行きの深い、Carlo Guadagniniのギターやミルクール・タイプ、
C Guadagnini f
Carlo Guadagnini
そして、幅広で奥行きの浅い、Gaetano Guadagniniのギターなどがある、これがビウエラの復活型?かどうかは不明;
G Guadagnini
Gaetano Guadagnini
この2つがClaudio MaccariとPaolo Puglieseのディオで聴ける、
guitar duo
you tube:Beethoven - Sonata no.23 op. 57 “Appassionata” - Duo Maccari-Pugliese
おそらく、どちらもボディの容積は同じくらいで、響孔も同じ程で大きめ、これが胴内の空気共振を活かした19世紀ギター共通の鳴り方を作っているようだ、しかし深型と浅型の違いは出ているように思う、デュオを組むには面白いv

PS.ルネサンスluteとビウエラのデュオを聴いてみたいが、良い動画が見つからない;
ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: Instruments

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コメント

ビウエラ

こんにちは
13日の金曜日、テレビでビウエラをみたのは初めてです。ラジオで聴いたのは、30年くらい前になるかもしれませんが、その時の記憶の音とテレビの音は違って聞こえました。実際にビウエラを弾いてみて、何人かの演奏を聞いてみて、自分の理想とする音を追い求めると、悩ましく思います。これを機会に、「古楽器を弾こう!」とかテレビでやってくれないかな?

mino #- | URL
2019/09/14 05:56 | edit

minoさん こんにちは

マイクが集中的に拾った音で、生で普通に聴くのとはかなり違いましたね、
H.スミスのビウエラ演奏会に行ったことがありますが、会場が広すぎて聴き
づらかったです。
いろんな古楽器を紹介、解説する番組がシリーズであると面白そうですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/09/14 15:02 | edit

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