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J.C.バッハ:協奏交響曲  

Bach's sons、次はJ.クリスティアン.バッハ(1735-1782)の協奏交響曲です。
協奏風ソナタ形式はすっかり出来上がっていて、のちのモーツァルト協奏交響曲の原形となることもよく感じますね。アンソニー・ホールステッド指揮、ハノーヴァー・バンドはクリスティアン・バッハを精力的に録音しているようです。

j c bach sc

①協奏交響曲 変ホ長調 2vl&oboe
第一楽章、アレグロですがあまり急速感はなく、イタリア・シンフォニアらしいオケの前奏から始まり、2つのvlのみがソロを演じます。1st、2ndvlが交互に歌い継いだり、並行和声で重ねたり、オケが入ったりと進みます。短いカデンツァも演奏されます。
第二楽章、穏やかで優美な表情、モーツァルトも彷彿とさせます、ここではoboeのみがソロを演じます。楽章でソロ楽器が代るというのは初めて聴いた記憶です。oboeソロは哀愁の味わい。
第三楽章、ソロ楽器は再び2つのvlとなります。テンポ・ディ・メヌエットはあくまで優雅に、ソロ楽器同士のたたみ込むような掛け合いとか、オケのシンフォニックな響きとか、緊迫した魅力は求められません。

②ト長調 2vl&vc
第一楽章は快活な魅力があります。ソロは事実上2つのvlに2本のflが補助的に加わり、vcが続くという扱いです。各ソロ楽器が交互に、オケも間に入り、優美ですがあまり緻密な構成はありません。
第二楽章、2つのvlとvcが対等に歌い継ぎ、2本のflや弦楽が間に入ります。
第三楽章、テンポ・ディ・メヌエット、ソロ楽器の活躍パターンは前楽章と同じ。

③変ホ長調 svl&vc
この第一楽章もけっこう快調で楽しめるところがあります。2つのvlソロも洗練された感があり、歌い継ぎや絡みもよい、オケの和声が魅力的に入ります。
第二楽章、すがすがしい雰囲気、ここはvcのみのソロ、バックの木管が重ねるハーモニーが豊かさを添えます。
第三楽章、テンポ・ディ・メヌエットとはいえ、オケの前奏はけっこう快速感で運びます。2vlのソロはややテクニカルでけっこう巧みな掛け合いをします、オケ・パートが間に入り、次はどんなソロが聴けるか、というコンチェルトらしい楽しさで進みます。

クリスティアン・バッハ、どちらかというと、推進力や緊迫感をもった普通の交響曲が好きですね。
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category: Sons of Bach

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