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テレマンのユーモア作品1  

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)は作品数が膨大なだけに、まだ聴いたことのない面白い曲がいくらでもある、というのが楽しみ、今日はベルリン古楽アカデミーの管弦楽組曲集の2枚組で、テレマンのユーモア・センスが効いた曲を集めている。
まずCD1から、 
tele ov
1.組曲 ニ長調 TWV55: D18
2.組曲「諸国民」TWV55: B5
3.ヴァイオリン協奏曲 イ長調「雨蛙」TWV 51:A4
4.序曲「風変わり」ト長調 TWV 55:G2
ベルリン古楽アカデミー 録音: 2001年3月


1.の組曲は始まりに相応しい快活で華々しい曲、
te ov 01 you
you tube:G.P. Telemann / Overture-Suite in D major, TWV 55:D18
フランス風序曲で始まるが、アレグロのフーガ主題をtimpがバス部に伴い(2音に簡略化して)奏でるところ、ヘンデルやグラウプナーもこうした書法が多いが、曲を活気付けて楽しい、
01 TWV 55 D18 sc32
5曲目のアリアはバッハの管弦楽組曲No.3のアリアを思わせる情緒豊かな美しさである、どの楽章もありふれた舞曲楽章に替えて楽しませる曲が置かれる。

2.からがユーモア作品で「諸国民」と題された組曲、3曲目から、トルコ人、ロシア人、ポルトガル人、など出てくる、今の我々からすると「??」なところもある、当時のドイツでイメージされた異国情緒か、マァ、現代人だって正しく外国の様子はわかっていないし、妙にひねくったりもする^^
te ov 02 you
you tube:G.P. Telemann / Overture-Suite in B-flat major "Les Nations", TWV 55:B5
6曲目のポルトガル人はラテン的か?とにかく面白い^^

3.に「雨蛙」と題された協奏曲が1曲だけ加わっているが、この曲集に相応しいユーモア作品、
te con you
you tube:Telemann - Violin Concerto in A major "The Frogs", TWV 51:A4
イタリア風の3楽章協奏曲らしいtuttiで入る、vnソロがさっそく蛙を描写する、弦楽パートはvnが3つに分けられ、ソロvn以外も重音、同音異弦の奏法を使って一斉に蛙の合唱を奏で、この楽譜のとおり旋律的な動きが殆どない、
02 TWV 51 A4 sc81

4.の「風変わり」と題された序曲、弦楽のみの曲だが、
te ov 03 you
you tube:Telemann - OVERTURE LA BIZARRE IN G DUR - TWV 55:G2
1曲目のグラーヴェからして、他の曲の主題を持ってきて織り交ぜたような複雑な感じ、アレグロに入ってもvn1で始まった主題が4小節後にバスに現われるくらいしか規則性がわからない、
TWV 55 G2 sc
様々な変化技が入ったような?熟達したテレマンならではの曲か、複雑な面白さ、続く曲にも風変わりな要素が聴ける、5曲目のサラバンドが味わい深い。
民族音楽など多様な要素を備え、ユーモアも多分に楽しませるテレマンはバロック期のハイドン、といった存在か。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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