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クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

テレマンの民族風作品  

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)は生涯に渡って作曲を行ない、晩年には古典派様式へ橋渡しする(ロココ様式)作品を書いている、また、20歳代~30歳代に接したフランス、イタリア、ポーランドの民族音楽からの影響があり、これが作風の幅を広げ、バッハやヘンデルには聴けない魅力となっている、
そんな好例となる3曲を挙げてみる、
 
まず、トリオ・ソナタ a-moll (リコーダー、vn、通奏低音)TWV 42:a4
旋律美も十分でよく演奏される曲だ、
TWV 42 a4 you
you tube:G. Ph. Telemann - Trio sonata in A minor (TWV 42: a4)
第2楽章の主題の快活なリズム感は舞曲的で2つのソロが掛け合う、
TWV 42 a4
終楽章がさらに快活、この時代、バロックギターはラテン諸国では流行ったが、ドイツには広まらなかったらしい、よって歴史的には場違いかもしれないが、現代は好んで使われる、こうした民族味をもつ曲の通奏低音には打って付けのように合うのである。

次はリコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバのための協奏曲a-mol TWV 52:a1
これも前曲のトリオ・ソナタに近い魅力、
TWV 52 a1 you
you tube:Telemann - Concerto for Recorder (Flute), Viola da gamba in a minor, TWV 52:a1 (Reinhard Goebel)
第2楽章のリズミカルなソロ同士の掛け合い、
TWV 52 a1
やはり民族味をおびたテーマが引き付ける、

最後にフルートとリコーダーのための協奏曲e-moll TWV 52:e1
これも各楽章、魅力がありよく演奏される、
TWV 52 e1 you
you tube:G.Ph. Telemann: Concerto for Traverso and Recorder in E minor, TWV 52:e1 - Bremer Barockorchester
終楽章では主題も民族風だが、さらにバスが持続低音のドローンを奏でる、
TWV 52 e1
これは民族楽器のバグパイプ、あるいはハーディーガーディーを模した効果である、
参考:ハーディガーディ
hurdy gurdy you
you tube:An Dro, vielle a roue - hurdy gurdy
古典派のハイドンもこのドローン効果をよく用いる、たとえば交響曲 No.82「熊」の終楽章、これが熊の唸り声に似ているので副題になったと言われる、
hay s 82 you
you tube:Joseph Haydn - Symphony No. 82 in C-Major: "The Bear" Finale. Vivace

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: G.P.テレマン

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コメント

このブログを通して、ピアノ弾きには馴染みの薄い楽器や曲のことを知る機会が多いので、感謝してます。
今回の曲も初めて聴きました。民族風作品が好きな私にとっては、なかなか興味深かったです。

私はタワシ #5eVrhZok | URL
2019/09/25 11:23 | edit

タワシさん こんにちは

ドメニコ・スカルラッティなどもそうですが、当時のいわゆるグローバルな音楽スタイルのほか、地域性をおびた音楽を盛り込む作曲家、あまり大勢はいないだけに興味わきますね、
面白い曲を見つけたら書いていきたいです。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/09/25 14:09 | edit

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