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C.P.E.バッハ:ハングルク交響曲集  

過去に初めて買った、古楽器orchのレコードというのが、コレギウム・アウレウム合奏団のLPだった、曲はカール・フィリップ・エマヌエル・バッハの交響曲ということもあって、古楽器の弦楽の響き、曲目ともに鮮烈な魅力があったのを覚えている。 
コレギウム・アウレウムはレコーディングのために古楽器を用いるorchとして結成されたそうだが、一気に注目を集め、その後各地で演奏活動も行なうようになり、来日もした、一度聴きに行ったこともある。この頃はまだ古楽奏法ではなく、古楽器を使った、に留まるものだった、まもなくG.レオンハルトが本格的に活躍するようになり、コレギウム・アウレウムは古楽演奏時代への橋渡し役を終えた。しかし、C.P.E.バッハの魅力をこれほど聴かせる演奏はほかになかったと思う、1968年の録音だが今聴いても鮮明なHiFiである。
c p e bach sym 01
コレギウム・アウレウム合奏団
1968年、ハルモニア・ムンディ

C.P.E.バッハが「ハングルク交響曲」と題されるこれらを書いたのは1773年、生涯の最後に活躍したハンブルク時代で、G.ファン・スヴィーテン男爵の依頼で書いたもの、男爵はハイドン、モーツァルトの支援者としても有名だが、これらをこの二人やベートーヴェンらに紹介しており、大きな影響を与えている、
当時の評論家、J.F.ライヒャルトが演奏に立ち会い、こう述べている、「人々は楽想の大胆で独奏的な進行、形式と転調の多様性と新奇さに心奪われた・・」と、これ以上言うことがないほど適切なコメント^^ギャラント様式の特殊な発展形だろうか、
弦楽器だけだが、極めて多彩な音楽になっている、全曲、楽章間の休みを置かず、アタッカで繫がる、そうあるべき曲である、よくありそうなカンタービレな旋律も予想どおりの和声進行も出てこず、研ぎ澄まされた音楽と言えようか。

コレギウム・アウレウム盤に入っていた4曲をyou tubeより新たな演奏で挙げる、
ロ短調Wq.182-5
Wq 182 5 you
you tube:C P E Bach “Symphony in B minor, Wq 182 No 5 H 661” Thomas Hengelbrock, 1990
終楽章のプレストは誰をも引き付ける力に溢れる、
Wq 182 5

イ長調Wq.182-4
Wq 182 4 you
you tube:C P E Bach “Symphony in A major, Wq 182 No 4 H 660” Thomas Hengelbrock, 1990

ハ長調Wq.182-3
Wq 182 3 you
you tube:C P E Bach “Symphony in C major, Wq 182 No 3 H 659” Thomas Hengelbrock, 1990
第2楽章の調は「転調」となっている、楽章への入り[129]がまた斬新、「緩叙楽章は穏やか」という先入観を覆す、
wq 182 3

変ロ長調Wq.182-2
Wq 182 2 you
you tube:Carl Philipp Emanuel Bach - Symphony B-flat major, H.658 ; Wq.182/2 (1773)

ご覧いただき、ありがとうございました。
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