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クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

ハイドンのクラリネット  

オーケストラ音楽では誰よりも秀でていたハイドンがクラリネットを用いたのが最後期の作品に限られるのは意外に思える、交響曲では最後の作品群になる第二期ロンドンセットで初めて使われ、102番を除く5曲に使われる、ハイドンがそれまでに出会ったorchにたまたまcl奏者がおらず、縁がなかっただけかもしれないが、第二期ロンドンセットでも控えめな用法に留まり、後からclパートを加えた?ようにも思える、
18c cl
18世紀のクラリネット
99番や100番「軍隊」ではclが効果的に聞こえる部分もあるが、単独パートがあっても助奏的で、clが主導する場面はない、99番の第2楽章では魅力的な木管アンサンブルが入るが、
sc03 14
奏でるのはfl、ob、fagの3者であり、clは総奏部の響きとして大抵は他のパートと重ねられる、101番「時計」はclのない版も残っており、これも総奏部でほぼ他のパートと重ね、後から加えられたようだ。
103番「太鼓連打」で初めて少ないながらcl単独のパートが聴かれる、
a d hay s103
演奏は「太鼓連打」一番のお気に入り、A.ドラティ指揮、PH
hay sym103 you
you tube:Haydn: Symphony in E flat, H.I No.103 - "Drum Roll" -
1. Adagio - Allegro con spirito
2. Andante piu tosto allegretto
3. Menuet - Trio
4. Finale (Allegro con spirito)
メヌエットのトリオに入り、vnと重ねてはいるが、他の木管は沈黙している、
sc03 45
また終楽章の[323]で初めて単独に主題を奏でる、
sc04 320
初めてclを聴いたという実感があるのはこれらの箇所である^^;
ハイドンはロンドンでの仕事を終え、ウィーンで書いたオラトリオなどでは効果的にclを用いるようになった。
モーツァルトはclを好み、早くからorchに用いていた、ベートーヴェンになると表現上不可欠な楽器になってくる。

ところで、「新発見の・・」という触れ込みで、ハイドンのcl協奏曲として出たCDがあったが、誰が聴いてもハイドンじゃないだろう;楽譜にはハイドン作を示す記載があったということだが、もう少し後の19世紀世代の誰かが書いたとしか思えない、この後、同曲を演奏する人はいないようだ。
hay cl con you
you tube:Clarinet Concerto in B-Flat Major: I. Allegro

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