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トンボー(tombeau)とは  

トンボー(tombeau)はフランス語で墓碑の意味であり、音楽用語では故人を追悼する器楽曲の意味を持つ。 
トンボーの形式の基盤となっているのは4拍子の荘重なアルマンド、もしくはパヴァーヌである、トンボーの多くはバロック期フランスのリュート音楽と結びつき、嘆きの暗喩である下降4音が多く見受けられるが、ジョン・ダウランドの「ラクリメ」に影響された表現らしい、
参考:
dowland you
you tube:Dowland : Lachrimae Pavan
リュートにはこのようなイメージが付きまとうのかもしれない^^;

本題のトンボー、まずリュート作品から、R.de.ヴィゼの「老ガロに捧ぐトンボー」
visee Tombeau you
you tube:Robert de Visee (c.1665-1732/3) - Tombeau du Vieux Gallot | Miguel Serdoura, 11c Baroque lute
リュートのトンボーと言えばS.L.ヴァイスの「ロジー伯爵へのトンボー」をA.セゴビアがギターで演奏して以来知られるが、O.M.ドンボアが初めて本来のバロックluteで録音した、
曲中でてくる、同形又は同音の続くところ、そして長い音階下降、
weiss tab 06
修辞的な意味を持ちそうだが、それが何かはわからない;
参考: you tube:WEISS Tombeau sur la mort de M.r Comte de Logy arrivée en 1721 Evangelina Mascardi Luth baroque

トンボーは他の楽器のための作品としても多く書かれている、傑作どころで、マラン・マレがヴィオールと通奏低音で書いた「サント・コロンブへのトンボー」、終盤の不協和音が引き付ける、通奏低音にテオルボのみ使った演奏を挙げる、
Marais you
you tube:Tombeau pour Mr de Sainte-Colombe (Extrait du IIe Livre)
この曲でも修辞的に何か訴えるような同音の連続がある、
Marais tombeau

フランスのクラヴサン音楽はリュートから多くの影響を受けた、その一人ルイ・クープランは珍しい長調で「ブランロシェ氏へのトンボー」を書いている、
L Couperin you
you tube:Louis Couperin ・ Tombeau de Mr de Blancrocher ・ Gustav Leonhardt

また、クリストフ・グラウプナーは管弦楽組曲の中に「トンボー」と題される楽章を置いていて、ニ長調の曲だが、この楽章はニ短調になる、
c g ouver sc
trp、timpを伴い、これが哀悼の面持ちをより深くしている、
c g ouver you
you tube:Overture in D Major, GWV 420: VI. Tombeau
特定の「誰々に捧ぐ・・」という曲ではないので、抽象的な位置づけと思われる、

ご覧いただき、ありがとうございました。
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