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DHM50周年記念ボックスより  

数年前購入した、ドイツ・ハルモニア・ムンディ50周年記念ボックス(50CD)、いわゆる名曲集ではないです。音楽史的に聴いておきたいけど、音盤を買うのはつい後回しになっていた作品が多く、そういう意味でよくまとまっています。とはいえ名曲もちらほら入っていて、サービス部分もあります。フライブルク・バロック・オーケストラの名演が多く入っているのもお宝です。

50枚の中からCD8のトーマス・ヘンゲルブロック(指揮&Vn)フライブルク・バロック・オーケストラによる、バッハとヴィヴァルディのアルバムです。

dhm box

①ヴィヴァルディ:歌劇『オリンピア』序曲
②J.S.バッハ:管弦楽組曲第4番BWV.1069
③ヴィヴァルディ:弦楽のためのシンフォニアRV.158
④J.S.バッハ:カンタータ第42番~シンフォニア
⑤ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲Op.3-10
⑥J.S.バッハ:3つのヴァイオリンのための協奏曲
       (3つのチェンバロのための協奏曲BWV.1064からの復原編曲)

どういうコンセプトのカップリングかわかりませんが、私にとっては聴きどころが集まっています。
①と③のヴィヴァルディは3楽章のシンフォニア、弦合奏のみのダイナミックで彫りの深い音楽、これぞ交響曲の起源?とも感じてきます。
②のバッハ管弦楽組曲第4番、じつは4つの組曲中一番好きな曲なんです。ここではtp、timpを除く版で演奏されていて、室内楽的となりますが、ヘンゲルブロックの演奏がじつにいい、弦楽とobのしなやかな演奏がグラーヴェを清々しく聴かせ、次のアレグロがいい、付点リズムのテーマがフーガであふれ出す、tp、timpが轟かない分、構成が緻密に聴かれ、魔術にかかったような魅力です。特に誇張はないけど、付点リズムをくっきり快活にするのが効いています。続くブーレー、ガヴォットもごく当たり前の演奏なのですが、緻密な表現で不思議なほど良く聴かせる。終曲レジュイサンス、各声部でリズムの重心が複雑に入り乱れた面白さがありますが、音を短めに切りながら、くっきりエッジをたて、この魅力を存分に聴かせます。
④ヴィヴァルディの4vl協奏曲は調和の霊感の中で特にいい曲です。3楽章とも引き付けるものがあって、ソロvlが4つのためか合奏体としての響き、構成が充実して聴こえます、ヘンゲルブロックの演奏は特段誇張はないですが、リズムを効かせ、とても引き締まった味わいがあります。
⑤バッハの3vl協奏曲も同様です、しなやかな心地よい音でありながら、くっきりリズムを立てます。
いずれも飽きの来ない演奏、録音は聴き心地よく鮮明。
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category: J.S.バッハ

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