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アーノンクール:Mozart Sym No.40  

20世紀の常識的?古典派の演奏は漫然としたヴィヴラート、レガート奏法で埋められていたが、この演奏作法から外れると異端扱いされただろう、しかし、何を演奏しても似たようにきこえる世界だった。 
モーツァルトのSym No.40ってあまり聴かないが、昔から演奏に大きく特徴が分かれる、ちょっと面白い曲でもあった、W.フルトヴェングラーとK.ベームでよくわかる、
f moz sym40 you
you tube:Mozart: 交響曲第40番 Symphony No. 40 K. 550 第1楽章/フルトヴェングラー
第1楽章は急速で特に再現部での推進力が熱気渦巻く、これもわるくないと思ったが、この速さは異端視されたところもあり、当時の評論家には「モーツァルトを振る柄じゃない」とまで書く人までいた、B.ワルターを賞賛する反動で;
一方、ベームはこれ以上ない落ち着いたテンポ、骨太にじりじり進める、
b moz sym40 you
you tube:Mozart - Symphony No. 40 in G minor, K. 550

演奏史の停滞した状況に一石を投じた一人がN.アーノンクールだったと思う、アーノンクールはVSOの楽員になった翌年、1953年から古楽器の団体、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを立ち上げ、新たな演奏の準備をしていたらしい、彼らの活動が本格化するのは1957年からだった。まだ20世紀流の演奏が王道(無難な手段で納める)の時代は続く。
アーノンクールの40番はとっくの昔にCDを持っていて、過去記事を書いた気でいたが;しっかり聴いた憶えがなかった^^;
RCOとの録音はorchの編成を縮小せず量感を活かしている、
WPCS-21007.jpg
h moz sym40 you
you tube:モーツァルト: 交響曲 第40番 ト短調 K.550 アーノンクール 1983
第1楽章のテンポはあのフルトヴェングラー並み、透明感や鋭さが従来と違い、作品の真価を鮮明に引き出す。展開部の終りから再現部へ繫がるところ[164]、管のハーモニーが印象強く、いつの間にかvn1,2が第1主題に入っている、
sc01 160
この効果をよく再現している、再現部は展開部を上回るエネルギー感だ、
第2楽章も聴き手をゆったりはさせない、弱奏の中にも張り詰めた力を感じさせる、
メヌエットはパート間のキビキビした掛け合いが際立つ、トリオはゆったり物腰を変える、
終楽章、急速にはせず、じりじりと進める、展開部では彫りの深い表現が効く。

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: W.A.モーツァルト

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