Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

手持ちの楽器Ⅰ  

リュート・ブログと言いながら、なかなかリュートの話題が書けません、左手の故障で長く練習を休んでいるせいもあります。昨日もひととおり手持ち楽器の点検だけしました。弾いてやれない見込みの楽器は持っていても仕方ないので使って下さる人に譲りつつあります。でっかいテオルボは持ち主に返却、気に入っていた19世紀ギター(ミルクール・モデル)も思い切って手放しました。少し部屋がすっきりしたかな^^;たぶん手に馴染んだリュート属少しくらいは手元に残すこととなりそうです。

11コース、バロック・リュート(H.フライ・モデル)
マイケル・キャメロン作 80年代

キャメロン 11c
この楽器は英国の製作家によるもので、製作よりも古いオリジナル楽器の修復の仕事を多くやった人だと聞きます。歴史的に忠実に作られた楽器はガット弦を張ると深みのある良い鳴り方をする、というのが一つの証しかと思います。この楽器もそんな素性の良い鳴り方をすると思い、置いています。
修理を重ねるとボディの縁(パーフリング)も痛んでくるので、縁取りに羊皮紙を貼ることになります、これも最後の修理で貼られました。

gut
茶色の低音弦はaquila社のローデド・ガットという、羊腸に銅化合物を含ませて比重を重くした、歴史的低音弦の復元品です。現代の巻弦とは質の違う深みのある低音を出します。残念ながらこの弦は生産停止中です。


修理
中古で購入した後もかなり手を加えましたが、日本の気候下では故障が頻発し、何度修理に出したことか;これは湿気にさらされる事故で接着が緩んだとき、修理を頼んだ製作家さんが送ってくれた写真です。力木はすでに新しいものに替えられていたようです。故障遍歴のある楽器だけに嫁に出すのも心配で、置いておくしかありません;
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category: リュート

tb: 0   cm: 4

コメント

No title

今晩は。

輸入楽器はコンディションが日本の気候に合わないと大変ですよね。
かと言って、絶対に壊れないような頑丈な楽器も考えものですが・・・

ローデドは生産再開との噂も。
ただアクィラのことですから、いつになるか・・・

奇士 #nLnvUwLc | URL
2012/11/28 21:56 | edit

No title

Newナイルガットも予告から随分待ちましたっけ;
リュート関係は気長に待つことばかりです^^;
ローデドが再開されたら、2つの11コースlute用に揃えたいです。

michael #xNtCea2Y | URL
2012/11/29 00:02 | edit

No title

こんばんは。

私は低音部にローデッドを使いたかったのですが、入手が出来なかったので初めはクローズド・ワウンド、今はオープンワウンドを張っています。

ところで、michaelさんのブログを当HPにリンクさせて頂きました。
今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m

黒羊 #FynsjLCE | URL
2012/11/30 00:45 | edit

No title

黒羊さん こんばんは
こちらこそよろしくお願いいたします。

私はガット弦はあまり積極的に使わないのですが、11コースluteには何故か歴史的弦を試してみたくなりますね;;

michael #xNtCea2Y | URL
2012/11/30 23:34 | edit

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