FC2ブログ

Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

ブレンデル:Brahms pf協奏曲 No.1 (更新)   

同曲の音盤を数多く聴いていると、各々にどんな特徴があったか思い出せない、過去記事に書いた感想を見てみて、ほんとにそうだったか、と疑いつつ、また聴いてみるのも面白い^^;
アルフレッド・ブレンデル:pfとC.アバド、BPOによるブラームス、pf協奏曲No.1を再聴、 
ブレンデルはPHILIPSお抱えであるが、アバド&BPOがPHILIPS盤に入るのは珍しい気がする、会場はベルリン、フィルハーモニーだが、DG盤と一味違い、音質はしっとり、orchパートの弱奏もくっきり聴きとれ、pfもフォーカス良く響く、PHILIPSらしい特色を感じる、
bre bra pf con1
アルフレッド・ブレンデル:pf
クラウディオ・アバド指揮、ベルリン・フィルハーモニーO
1986年 PHILIPS

第1楽章は22:40と平均的なところだが、全体には速度の効果的な緩急変化がある。
前奏は重厚な味わいだが、あまり重すぎず程よい、リズミカルな心地よさもある、pfの入りは透明な響き、ブレンデルは剛腕というより、細やかな緩急、強弱の変化を入れる、pfソロの後をorch楽器がすんなり自然に引き継ぐ、この曲の力強いトリルもあまり気張らずorchとともに細やかな質を揃える、pfソロがひとしきり弾いたあとのorch、[117]からのポリフォニックなところがたまらなく良い、上に重なる管も効いている、
sc01 117
まさに"ピアノ付き交響曲"
いくつもの主題がでてくるがpfによる[157]からのテーマのひっそりとした開始が引き付ける、
sc01 157
ショパン風なエレガントな表情もある、
[211]からpfとhorの二重奏となり、ゆっくりとなった余韻をさらにorchが弱奏で引き継ぐ、
sc01 211
[226]からテンポに戻りffのpfソロが始まるが、さほど強烈にはせず、その後もわりと落ち着いた進め方、
sc01 226
展開部はorchが踏み込み大きく盛り上げていくがpfともに冷静さも保っている感じだ。
第2楽章、予期したとおり、pfの弱奏へ向けての間の取り方が深い、寄り添う弦楽の静謐な響きの和声も非常に味わいどころ、
[91]からのpfのパッセージも弱奏で粒立ちよく鮮やか。
sc02 92
第3楽章、歯切れ良い印象のpfソロで始まる、アバドのorchも切れの良い表情でキビキビと進めるロンド楽章、[238]からの主題を元にしたフガートも締まった表現、
sc03 238
pf、orchともパッセージや装飾的動きがピタリと決まる。

bren bra pf con 1 you
you tube:ブラームス: ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15 ブレンデル, アバド 1986


ご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村
関連記事

category: ブラームス

tb: 0   cm: 2

コメント

こんばんは。

私は先日、さんざん「スティーヴン・コヴァセヴィチpf、W.サヴァリッシュ指揮、ロンドンPO」の演奏を聴いたのですが、今日は「アルフレッド・ブレンデル、pfクラウディオ・アバド指揮、ベルリン・フィルハーモニーO」を聴きました。
まったく異なる曲のように聴こえた!?のが、とても意外でした。
若い頃は指揮者にこだわっていましたが、今はそれほどでもありません。
しかし、改めてブラームスのこの曲を聴くと、比較して聴くのもいいですね。
そして、あらためて、この曲に惹かれました。

yamashiro94 #- | URL
2019/11/08 21:50 | edit

yamashiroさん こんばんは

ありがとうございます、
自分以外の方の感想をお聞きすると、また視点をかえて聴けるようで、楽しみとなります^^
ブラームスの曲は芸術的な要素を理論物理学で組んだみたいに高度に出来ていて、探るほどに味わいが出てきますね、それだけ演奏のアプローチも多様になりそうに思います。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/11/09 01:01 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/2410-7699d41e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック