サヴァリッシュ:Schumann Sym No.4 (更新) 
2019/11/10 Sun. 10:17 [edit]
うちのシステムで、まだレコード盤再生をやっていなかった頃の写真、機器は最小限のローコスト品だけで、ごちゃごちゃせずスッキリしていた、

SPは自作物でラックの下にあるのは外部付けのネットワーク回路、今は一番上にレコードプレーヤーを置いている、

昇圧トランスも自作で材料費はたしか5千円未満、
音質はレコード盤、カートリッジ、SPの各特性が合わさって決まる、
しばらく休止していたレコード盤、特に好きな盤を順に聴いていくことにした、
カートリッジ、AT33PTG/IIを取付け、

EMI盤のサヴァリッシュ指揮、SKDのLPでシューマン Sym No.4を再聴、この曲では一番好きな演奏だ。演奏時間約27分はLPの片面ぎりぎりのところ、CDと比べ、若干音はおとなしくきこえるが弦楽のきめ細かい味わいが良い、

ウォルフガング・サヴァリッシュ:指揮
シュターツカペレ・ドレスデン 1972年録音 EMI
Sym No.4ニ短調の特徴は一応ソナタ形式だが、第一楽章主部に再現部がなく、展開部はほぼ繰り返す形をとり、盛大な終結部に移るという書法で、スコアの第一楽章分はかなり長い。
*全楽章休まず続けられるが、参考にしたスコアは通しの小節番号になっており、全部で879小節、そのうち第1楽章が358小節を占める。
この名主題の動機が全楽章の基本因子となって引き付ける、

この効果と会わせシューマンのSymのcresc.はじつに引き付ける。
ザヴァリッシュは第一楽章、序奏の第一打からビシっと緊迫感をだす、主部は快速なテンポで、キビキビと入りが心地よい、[39]ffに向けてぐーっと白熱するのがたまらなくいい、

弦がトレモロを奏でるところ、ピシっと粒立つ、壮年期のザヴァリッシュらしい印象だ、
第二楽章ロマンツェは悲歌的な主題に始まり、すぐに序奏部が再現される、続いてvnソロの入るテーマはロマンツェらしい、休まずに第三楽章スケルツォに入るが、サヴァリッシュは意外なほど力感を込め、踏み込みが強い、

拍の頭を打つ木管、細かく動く弦、ともにスタッカートぎみに切り立てる、穏やかなトリオは第2楽章のvnソロのテーマが使われ、最後にも現れ、終楽章に繋ぐ、
終楽章の導入部はニ短調で、弱奏であの名主題が現れる、じわじわ重力で引き付けるように主部へ入る、ニ長調となり、快活でエネルギッシュ、第一楽章同様、サヴァリッシュはきりっと引き締め、爽快に終わる。

you tube:SCHUMANN - Symphony no. 4 (SAWALLISCH, conducted)
ご覧いただき、ありがとうございました。

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SPは自作物でラックの下にあるのは外部付けのネットワーク回路、今は一番上にレコードプレーヤーを置いている、

昇圧トランスも自作で材料費はたしか5千円未満、
音質はレコード盤、カートリッジ、SPの各特性が合わさって決まる、
しばらく休止していたレコード盤、特に好きな盤を順に聴いていくことにした、
カートリッジ、AT33PTG/IIを取付け、

EMI盤のサヴァリッシュ指揮、SKDのLPでシューマン Sym No.4を再聴、この曲では一番好きな演奏だ。演奏時間約27分はLPの片面ぎりぎりのところ、CDと比べ、若干音はおとなしくきこえるが弦楽のきめ細かい味わいが良い、

ウォルフガング・サヴァリッシュ:指揮
シュターツカペレ・ドレスデン 1972年録音 EMI
Sym No.4ニ短調の特徴は一応ソナタ形式だが、第一楽章主部に再現部がなく、展開部はほぼ繰り返す形をとり、盛大な終結部に移るという書法で、スコアの第一楽章分はかなり長い。
*全楽章休まず続けられるが、参考にしたスコアは通しの小節番号になっており、全部で879小節、そのうち第1楽章が358小節を占める。
この名主題の動機が全楽章の基本因子となって引き付ける、

この効果と会わせシューマンのSymのcresc.はじつに引き付ける。
ザヴァリッシュは第一楽章、序奏の第一打からビシっと緊迫感をだす、主部は快速なテンポで、キビキビと入りが心地よい、[39]ffに向けてぐーっと白熱するのがたまらなくいい、

弦がトレモロを奏でるところ、ピシっと粒立つ、壮年期のザヴァリッシュらしい印象だ、
第二楽章ロマンツェは悲歌的な主題に始まり、すぐに序奏部が再現される、続いてvnソロの入るテーマはロマンツェらしい、休まずに第三楽章スケルツォに入るが、サヴァリッシュは意外なほど力感を込め、踏み込みが強い、

拍の頭を打つ木管、細かく動く弦、ともにスタッカートぎみに切り立てる、穏やかなトリオは第2楽章のvnソロのテーマが使われ、最後にも現れ、終楽章に繋ぐ、
終楽章の導入部はニ短調で、弱奏であの名主題が現れる、じわじわ重力で引き付けるように主部へ入る、ニ長調となり、快活でエネルギッシュ、第一楽章同様、サヴァリッシュはきりっと引き締め、爽快に終わる。

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