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H.グリモー:Brahms pf Con No.1 (更新)   

オリンピック選手もそうだが、ロシア(旧ソビエト)のような大国からは十分養成され選び抜かれた強豪がでてくる、音楽の演奏家も同じではないか、と勝手に思ったりする^^
ブラームスのpf協奏曲で、最初に聴いたのは今も名盤として名高い、E.ギレリス:pf、O.ヨッフム指揮、BPOのDG盤だった、 
E G br pf con 1 you
(参考)you tube:Emil Gilels plays Brahms: Piano Concerto No. 1 In D Minor
orchは重厚この上なく、ギレリスは鋼鉄の指と言われる剛腱でorchと対等な圧倒ぶり、こういうのも魅力なのは確かだ、ただこの録音はバランス的にvn群が強く、低域が引っ込んでいるのが残念、もっと全体にドシっと来てほしい。

さて昨日に続き、pfはエレーヌ・グリモー、指揮:アンドリス・ネルソンス、バイエルン放送交響楽団によるCon No.1を再聴した。
with nelsons
グリモーはフランス出身でアメリカへ移住、ドイツ・ロマン派が主なレパートリーだったが、近年は演奏対象を広げているそうだ。
新鋭指揮者、A.ネルソンスは2020年のVPO、New Yearコンサートの指揮をするそうだ。

第一楽章は交響曲のような始まり、これが強く印象づける、まずネルソンス指揮、バイエルン放送響の充実した前奏が気に入ってしまった、爽快な響きで十分な力感を出す、[76]から弦がセンスよくレガート、[79]から金管,timpがくっきり打ち出す対比が良い、対位法的なところに立体感をだす。
br pf con01
pfソロは柔軟なアゴーギグを伴って始まる、pfが最初に弾くffのトリル[110]だけゆっくりにして力感を入れている、
br pf con02
全般に詩的な緩急の表現で進める、pfの単独ソロでは一段と深まるが、orch.が伴う部分も息を合わせる、pfと1つのhornが合わせる所もある[211]、
br pf con 05
pfのffで入る展開部では急き立てる感覚を徐々に増していき、清々しさを挟みながら、熱気をもって終結へ進む。
第二楽章、弦の弱奏の涼やかなタッチは現代的、pfソロはより夢想的でppは本当に微かで引きつける、cl.が奏でる音はレクイエムの雰囲気、
終楽章、快活なテンポでソロが開始、鮮やかな切れを聴かせorch.のダイナミズムが量感を加える、ロンドテーマによるorch.のフガートを挟み、
br sc04
再び活気を帯びて終結へ運ぶ。
h g br 02
D.グラモフォンの録音は潤いがあり、バランスのとれた好録音だ。
h g br you
ブラームス pf協奏曲No.1 ニ短調 op.15
エレーヌ・グリモー:pf
アンドリス・ネルソンス指揮、バイエルン放送交響楽団
2012年録音 D.グラモフォン

you tube:Brahms - Piano Concerto No. 1 (Helene Grimaud)

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: ブラームス

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コメント

こんばんは。

pfはエレーヌ・グリモー、指揮:アンドリス・ネルソンス、バイエルン放送交響楽団……、のほうを聴きました。
E.ギレリスのほうは後日聴いてみます。
私自身は、第2番の方を圧倒的に多く聞いています。
ですが、第1番を聴くと、断然、こちらの方に惹かれます。
もしかしたら、第1番の方が「分かりやすい」ということもあります。
そして、若い頃に書かれた、ということに関係があるのかもしれません。


yamashiro94 #- | URL
2019/11/14 18:28 | edit

yamashiroさん こんにちは

第2番のほうはまだ聴きこなせていない気がします;
pfとorchが密接に入り組んで、内容が一段と深く、渋くなったようで;
初演のとき、第1番より好評だったと伝わるのに驚きます、

ブラームスの曲というのは馴染むのに時間がかかり、即座に好きになった
という曲はありませんね^^;

michael #xNtCea2Y | URL
2019/11/15 12:21 | edit

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