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O.ダントーネ:Haydn Sym No.80 (更新)  

昨日の続編的な話しになるが、ハイドンがJ.M.クラウスと出会った後くらいの作品でSym No.80とNo.81があるが、パリ・セットを前にした両曲には意欲的な進歩を感じる、 
まずはNo.80 D minor、
DECCAの「古楽orchによるHaydn Sym全集」の穴埋めを兼ねたO.ダントーネ指揮、アカデミア・ビザンチナの演奏で聴く、
dan hay sym
オッタヴィオ・ダントーネ 指揮
アカデミア・ビザンチナ
2015年 DECCA

交響曲No.80ニ短調は疾風怒濤期に書かれたスタイルとは明らかに異なり、主役らしい第1主題(ニ短調)が颯爽と活躍しようとするが、ゆるキャラ風の第2主題(ヘ長調)が雰囲気を変え、優勢になっていく、
第1楽章 Allegro soiritoso ニ短調の第一主題はバスに明確に現れる、
sc01b_201704171033296fc.jpg
vn、vaのトレモロが伴い険しさがあるが、提示部の最後、[57~64]にのみ現れる第二主題はレントラー風でリズム的にもおっとり、
sc02b_20170417103347a41.jpg
展開部は第2主題で始まり[74~78]で仕切り直しかと思わせ、また第2主題が出る、
sc01 74
ダントーネは第二主題の入りにルバートをかけ、やんわり表情を出す。展開部以後は第二主題に主座を奪われた感がある。楽章の後半に反復記号はないようだ、確かに一度が効果的かも。ダントーネは張り詰めたスタッカートの力感の間に柔軟なレガート、強弱法を聴かせ、ユーモアも十分心得た心地良さだ。
第2楽章 Adagio 気品ある主題のソナタ形式、これも「十字架上の七つの言葉」まさにその時期を思わせる緩抒楽章、多彩な変化を聴かせ緊迫した場面も見せる、[24]から続けて(p)で奏でるflは芳香漂うような効果、当演奏のflトラヴェルソは一際心地よい。
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メヌエット ニ短調の淡々としたメヌエット、トリオは交響曲No.26にも登場したグレゴリオ聖歌風の主題で印象づける。
終楽章 Presto この楽章もユーモアだ、2拍子でアウフタクトから繋がるシンコペーションで始まり、vn2が入れるリズムで余計に拍節が掴み辛い、
sc04 01
[110]からの管パート(ob、fag)もリズムの入れ方が変わり、惑わされる;
sc04 110
d hay s80 you
you tube:Haydn: Symphony No.80 in D Minor, Hob.I:80 - Edited H.C. Robbins Landon
1. Allegro spiritoso 2. Adagio 3. Menuetto 4. Finale (Presto)

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category: F.J.ハイドン

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