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O.スウィトナー:Dvorak Sym No.8 (N響ライヴ)  

ドヴォルザークのNo.8やNo.9は凝った書法も使われ充実しているが、国民楽派的でメロディアスな主題が、常にどこかのパートで明確に奏でられ、流れよく曲が運び聴きやすい、ここはブラームスと対称的かもしれない、 
いつ頃買ったか憶えがないが、ラックにO.スウィトナー、N響のライヴ録音で、ドヴォルザーク Sym No.8があった、1973年、大阪厚生年金会館での収録で、会場の響きは期待できないが、意外に録音は良好で集中させる、ひじょうに覇気のある演奏で気に入った、
sui dvo s8 nhk
第1楽章、滑らかに情感深い強弱で開始、この歌い出しを大事にしているようだ、主部はひじょうに快速で活気を持った演奏、先に述べたとおりのサウンドが心地よい、展開部は見事だが、このブラスがテーマを力強く奏で、弦が半音階で上下するクライマックスが圧巻、
sc 01 1
ここでも耳に爽快な演奏だ、終結はキレたように加速し熱気あふれる。
第2楽章はドラマティックな構成、弦楽による始まりは涼やかな風、鳥が鳴く森、湧き出る泉、大渓谷?・・何かいろいろ情景が浮かんで楽しませる楽章、vnソロが一際美しい、スウィトナーは聴力検査ギリギリのpppまで使い、奥行きや色彩感を豊かに聴かせる。
第3楽章、スウィトナーはゆったりと、いかにも優雅なワルツ風に聴かせる、
sc dvo
弦の一弓のデュナーミクにも気品を持たせる、サヴァリッシュのきりっとした演奏も良かったが、こちらもまたハマる、
このfzでの量感の入れ方も絶妙で期待どおり、
sc 03 2
弦楽の爽快さと、obソロを助奏するvcが味わい深い。
終楽章はわりと落ち着いたテンポ、trpの澄んだ響きで開始、この楽章もppをpppくらいに下げて奥行きを付ける、flソロのバックでtrpが弱奏する、この澄んだ響きも良い、トルコ行進曲風になる変奏でちょっと武骨になった後がスマートに決まる。
スウィトナーのサウンド作りとDvorak Sym No.8はとても相性よく感じる。
you tubeにN響盤は挙っていないが、1978年、SKBとの東京公演が挙っていて、ほぼ同じ魅力で聴ける、
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you tube:ドヴォルザーク 交響曲第八番 スウィトナー / シュターツカペレ・ベルリン 1978東京

ほかにSKBとのセッション(1977年、ベルリン キリスト教会)もある、
D.シャルプラッテンの録音だが、これぞHiFiと言える好録音だ、音場に奥行きがあり、各楽器の発する音のエネルギー差(低音ほどエネルギーが高い)に実在感がある、低域を深々と聴かせ高域(vn群)は常に力を抜き滑らか、ブラスは厚みを帯びて押し出す、そんなバランスがよく再生される。
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you tube:スイトナー指揮ドヴォルザーク交響曲第8番

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