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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

I.ファウスト:Beethoven vn協奏曲  

ベートーヴェンのvn協奏曲はそんなに積極的に集めたつもりはないが引っ張り出してみた、 
( )は指揮者、
①W.シュナイダーハン(ヨッフム)、②H.シェリング(イッセルシュテット)、
③A.S.ムター(カラヤン)、④チョン・キョンファ(コンドラシン)、
⑤ヴェラ・ベス(B.ヴァイル)、⑥ツェートマイヤー(ブリュッヘン)
⑦V.ムローヴァ(ガーディナー)、

以上の7枚があった、それぞれのカデンツァは
②はJ.ヨアヒム版 
③、④はクライスラー版
①、⑥はシュナイダーハン版(原作:ベートーヴェン)
⑤はvc奏者のA.ビルスマ版
⑦はcemb奏者のO.ダントーネ版

カデンツァはじつに沢山の版が書かれているが、クライスラーやヨアヒム以外の古い版は聴いた憶えがない、新作もあり、その選択も奏者のスタンスに反映しているようで興味深い、

先日興味をもったイザベル・ファウスト(C.アバド)盤を新たに加えた、
i f be vn con
イザベル・ファウスト:vn
クラウディオ・アバド:指揮、モーツァルトO
2010年 ハルモニア・ムンディ

ハルモニア・ムンディの録音は特質をよく捉え、申し分ない、
この共演はアバドの方から申し出たそうだ、ファウストの話しでは「アバドは100回演奏した曲でも、またゼロからアプローチする、そういうタイプです」と述べている、たしかにアバドは"巨匠時代"の指揮者ではないことは演奏歴からもわかる、
常に作品を一から研究しなおすというファウストの方針と相性ぴったりだろう。

当然モーツァルトOは大編成ではない、それがぴったりくる量感、ファウストのvnソロは力を抜き、くっきり透明な美音が基調である、ヴィブラートは必要なところで僅かに入れるのみ、カデンツァはシュナイダーハン版で、timpは硬いマレットで遠雷のように響かせる、
第2楽章はぐっと弱奏基調、ソロvnは[56]あたりから、pppくらいでグラスハープを思わせる響きで引き付ける、
sc02 56
今まで聴いたどの演奏より透明感がある、終楽章は快速ぎみに入る、今まで聴けなかった作品の美質を新しいアプローチで気付かせてくれる、今後もそんな演奏が増えていくだろう。
当盤は終楽章のみyou tubeに挙っていた、
i f abba be vn con you
you tube:Ludwig van Beethoven - III. Rondo allegro
参考:先日の動画から第2楽章を、
i f be vn con you
you tube:Beethoven: Violin Concerto - Rotterdam Philharmonic Orchestra and Isabelle Faust - Live HD

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: ベートーヴェン

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コメント

こんばんは。

Youtubeを聴きました。
michaelさんが言われるように、「新しいアプローチ」の演奏ですね。
私のイメージとだいぶ異なります。
しかし、音楽そのものもそうですが、演奏も移り変わりがあっていいはずですね。
名曲は名曲として引き継がれていけばよいことです。
ひとつの曲をいろんな指揮者・演奏家で聴くのは楽しいですね。
michaelさんのブログを見て、いろんな角度から音楽を楽しむことができるようになりました。
michaelさんのブログに感謝!!

yamashiro94 #- | URL
2019/11/27 21:40 | edit

yamashiroさん こんばんは

ありがとうございます、書いた甲斐がありました^^
私も2000年代頃からの新アプローチの演奏で、ベートーヴェンなど、はじめ響きが軽薄で物足りない・・とも感じましたが、馴染むにつれ、こういう演奏ではじめて聴ける利点もあるな、と納得するようになりました、今はこれらの演奏も楽しみです、
またいろいろ探して書いていきたいです。

michael #xNtCea2Y | URL
2019/11/27 22:22 | edit

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