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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

新着ビウエラの調整  

新入荷のビウエラ、一週間ほどコツコツ調整しながら様子をみた、
弦長590mm、GチューニングでA=415に設定、 
vihuela 01 s
vihuela 02
事前に用意した弦は均一のテンションで選んだが、やはりコースごとに適した張りが違う、
強く張れば鳴るとは限らない、2、4、5コースはこのままで、ほかを一段強いのに替えたところバランスがよくなった、ブリッジの弦高は低く、ビリつかず、最適。
vihuela 04
①~④:NG、⑤:PVF、⑥ローデドNG
【*ここで巻弦も試しに張ってみたが、あらためて使い辛さがわかった、振幅が大きく余韻が長いのでビリつく、絶対的に弦高を高くしないと使えない;】
リュートでは①コースは鳴るが、ほかが引っ込んで表現し辛い場合があるが、このビウエラは①コースの音が心地よく、程よく鳴る、和音もよい感じだ。
リュートは言わば凹面鏡が一点に光を反射するような音の出方だが、ビウエラほかギター属は平面を何度も跳ね返って出てくる音で本質的違いを感じる、

ついでにナットの溝位置を調整、3~6コースのダブル間隔を少し詰めたい、ナットは1フレットに対し高さがあったので、上から削って、溝が消える少し手前で止め、図の要領で少しずらして彫り直した、0.2mmほどの修正だが、ナット弦高も下がり一石二鳥、
nut_20200403091141b41.jpg

ビウエラは参考となるオリジナル楽器が殆ど現存しておらず、どのように作るのが正しいのか不明な楽器でもある、ギターに似た構造であろう、くらいしか見当がつかない、あとはオリジナル曲が表現しやすい、という狙いで探っていくしかないだろう。
今回の楽器、ボディは奥行きの浅いタイプにしてもらった、バロックギターとの比較、
bg vih
変な例えだが、雰囲気は深い缶と浅い缶を叩いた違いと言えようか;
kan 02
ビウエラに関してはこの浅い缶みたいな響きが好みでもある^^内容積がちょうどよく、19世紀ギターのような空気共振による低音補強の効果がでている。

余談:一息いれてお茶菓子を食べた、
よもぎ柏餅っていうのがよくあるが、昔からあった記憶がない、たんに草餅でよいのだが;
全国的にあるのだろうか?
yomogikasiwamochi.jpg

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: Instruments

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コメント

michaelさん、こんにちは(^^)

ビウエラと言う楽器を始めて知りました。
弦が1本だったり2本だったり、面白いですね。
ギターに似てるけど、音色は全然違うんでしょうね。

お菓子の缶の例え、分かり易くて面白かったです。^_^

FirstMESA #- | URL
2020/04/03 13:39 | edit

ちょうどよい、

今晩は、きょうは暖かかったです。

弦長590㎜のビウエラ、ちょうどよい弦長かと思います。装飾がないのですね。

ビウエラと認定されている楽器は、世界に4本しか現存していませんので、モデルはありませんよね?

ビウエラはヴィオラ・ダ・ガンバの基になった楽器ですが、南蛮美術として、重文の「洋人奏楽図屏風」にビウエラを膝にのせて、弓で弾いている状況がリュートと共に描かれていますね。
また、クラギの構え方と同じようにして指で弾いている有名な絵もありますが、楽器はガンバに似ています。
結構、宣教師たちと共に其れなりの音楽と楽器が戦国時代に入ってきた表れでもありますね。

肝心のスペインには、ビウエラがギターに改造されたりして、ビウエラその物は現存していないわけですが、ビウエラと当時のルネサンスギターは、音楽、楽器等も融合して、現代のモダンギター、音楽へと変遷していったように思われます。

ビウエラ音楽の時代は僅か、ン十年、ですが、音楽は時代をよく反映し高度な音楽だと思います。

老弾 #- | URL
2020/04/03 18:00 | edit

FirstMESAさん こんばんは

大まかにいえば、どれも「竿付きの箱に弦を張った音」なんですが^^;
それぞれに特徴のある音が出てくれれば面白いです。
弦1本より細い弦2本に分けると音が繊細で指触りも優しくなって、
感覚的に好きですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2020/04/03 19:38 | edit

老弾さん こんばんは

幸い弾き具合もひじょうによい楽器になりました、
製作家さんのアイデアでロゼッタに隈取りを付けてくれました、例の菱飾りはないほうがすっきり締まる感じがしています。

「洋人奏楽図屏風」は教育をうけた日本人の手で描かれたらしい?のですね、遠近法の入った洋画法の中にちょっと日本画風に見える要素もある気がして興味深いです。
刀鍛冶の技術で種子島銃も作られたし、「ビウエラなど洋楽器も作ったかもしれない」なんて推論が出ても不思議はない気もします、琵琶を作る職人ならやれそうですし;

短い間に栄えたビウエラ音楽、内容的に高度ですよね、楽器とともに幻の音楽だけに、そこが魅力でもあります。当時の奏者は残されたタブラチュアより、ずっと素晴らしい装飾(変奏)を奏でたものと思います。

michael #xNtCea2Y | URL
2020/04/03 20:46 | edit

こんにちは。

よもぎ柏餅のはなし。
私が住んでいる東京都多摩地区ではふつうに「よもぎ」柏餅を売っています。
また「よもぎ」だけでなく、「(白)みそ」柏餅も売っており、両方とも、ときどき食べています。
関西でも、「よもぎ」も「みそ」も売っています。
私の中では、草餅とよもぎ柏餅は、やはり異なる食べ物です。
ただし、「かしわ」の葉があるかどうかの違いでしかありませんが……。
それより、「ちまき」は全国でどのように違うのか、気になりました。

yamashiro94 #- | URL
2020/04/04 16:21 | edit

yamashiroさん こんばんは

よもぎ柏餅の件、ありがとうございます。
こちらの近辺でもあったけど、近場の店になかっただけなのか、「白餅に小豆餡」という普通のしか買ってきたことがなく、白味噌餡も憶えがありません、全国のあちこちにある、という情報はあるようですが、親が買ってこず知らなかった、ということも?
>ちまき
笹の葉形どおり細く包むのが一般化していますが、三角に包むところもあるようです、本来は餅米かうるち米で作られるところ、今は半透明な葛が主流とか、
細いけど中心に漉餡が入ったのも見かけます。

michael #xNtCea2Y | URL
2020/04/04 17:44 | edit

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