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H.ノイジトラー編:「千々の悲しみ」  

今日はルネサンス・リュートの話題をいくつか、 
ルネサンス期のドイツで有名な人に、ハンス・ノイジトラー(1508-1563)がいるが、先般も豊臣秀吉が聴いた?云々の話で書いた、ジョスカン・デ・プレ(1450?-1521)の「千々の悲しみ」という歌曲をノイジトラーもリュート曲にアレンジしていた、スペインのルイス・デ・ナルバエスは原曲のイメージ再現のような書き方をしているが、こちらはリュートらしい華麗なテクニックである、原曲が人気であったのを物語っているようだ、
たまたまyou tubeで演奏を見つけ、どこかで聴いたと思った、
20200423.jpg
you tube:Ieva Baltmiskyte - Mille Regres by Hans Newsidler
*リュートの奏法であるが、ギタリストも兼務する奏者で爪を伸ばしている、

*比較参考に、ルイス・デ・ナルバエスの「皇帝の歌(千々の悲しみ)」も、ホプキンソン・スミスのビウエラで、
20190914.jpg
you tube:Luys de Narvaez *リンクした最初の曲

もう一つ、ルネサンスlute リサイタルの収録、
若手の優れた奏者が出てくるが、Thomas Dunfordの演奏がじっくり聴ける、
録音も聴衆席で聴く雰囲気で上手く収録されている、
Thomas Dunford
you tube:Thomas Dunford Mezzo recital in Wigmore Hall
サムインサイド(親指内側奏法)テクニックはじつに見事であるが、意外に指のストローク(弦を弾いた後の動き幅)が大きい、それでも素早く指は間に合うのである、すべて暗譜なのも凄い、リュートは読譜で弾く なんて時代遅れだろうか;
ひじょうに良い楽器のようだが弦もこのような演奏環境に合わせ、PVFや巻弦を用い(くっきり鳴り、調弦も安定する)、現代的な扱いでもある、ヒストリカルなセッティングではこうしたリサイタルは無理だろう。中盤はアーチリュートに持ち替え、後期ルネサンス、G.カプスベルガーの作品、最後は再び英国作品で締めくくる。

PS.最初に戻るが、録音物でH.ノイジトラーを集めたアルバムってまず出ないので^^;知らない曲が多い、楽譜は手に入るが、ドイツ式タブラチュアで、
h n tab
ドイツ式タブラチュア
コースを表わす線はなく、各コース,各ポジションに固有の符号があり、ひじょーに憶え辛く、直には読めない;フランス式に訳すのもホネである;

ご覧いただき、ありがとうございました。
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category: Lute music

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コメント

こんにちは
ノイジトラー編も有ったんですか!ドイツ式タブは、もしかしてFronimo3.0でフランス式タブに変換できるか?やってみないとわかりませんが、興味が湧いてきました。私も、爪有り奏法で、ピラミッド弦を使用してるので、動画を見るのは楽しみです。

mino #- | URL
2020/04/23 12:23 | edit

本当に、

今晩は、4月とは思えない風の冷たさです。

ドイツ式タブラチュアは、本当に読みづらいですね。フランス式に慣れているとは言え、ドイツ式はごめん被りたいです。…H・ノイジトラの教本を良く翻訳されましたよね。

フランスのダンフォードは指が結構長いように見えますね。フィゲタが見事です。

ルネサンスリュートもさることながら、アーチリュートも良さそうな楽器ですね。
弦のセッティングを知りたいですね。

彼の動画は演奏会場が多いように思われますが、それにしても伴奏も含めて見事に暗譜していますよね。何かコツでもあるのですかね。… 歌えと言われますが。

昔の話しで恐縮ですが、小原安正先生のクラギのレッスン時に譜面を見ながら弾き終えた時、開口一番、「暗譜で弾くように」、と言われたことが今でも忘れられません。
… 当たり前と言えば当たり前ですが。

リュートは形やロゼッタの美しさもあるため、譜面台がチョットねー、と言われたことがあります。😓

老弾 #- | URL
2020/04/23 18:29 | edit

minoさん こんばんは

ノイジトラー編は難しそうだけど、気に入りました。
Fronimoなど楽譜ソフトは入力に手間取って苦手です、いつも手で書いちゃいますね;
温度、湿度ともに調弦が狂いにくいのはフロロカーボンと巻弦になりますかね。

michael #xNtCea2Y | URL
2020/04/23 20:22 | edit

老弾さん こんばんは

ノイジトラーの全作品をフランス式に直したのが出ると助かるんですけどね;
タブラチュアは「見て弾く」というのが一連の動作として体に根付くせいか、離れづらいです、目を離して弾いてみる習慣を着ければよいかと思いますが、大方、弾けることもあります^^;各声部の流れなどすべて掴んでないといけませんが;

譜面台の代わりに低いテーブルにアンティークなクロスを掛けるのが良いですね、水平で楽器を遮らないし、

ところで、フィゲタの右手と左手のタイミングが合わないのが未だに悩みです、老弾さんはどのような基礎練習をされたでしょう?

michael #xNtCea2Y | URL
2020/04/23 20:51 | edit

フィゲタ

テーブル&クロス、よいですね。
秋に依頼されている演奏に試してみます。
譜面台はリュートにはいまいち、似合わないと思いながら使っています。

右指のタッチと左指が合わない時は、呼吸が上手く出来ていないかと思います。

フィゲタの練習ですが、私はクラギのスケール練習を流用しています。
i,m,でユックリとした速さで左右のタイミングを合わせ、身体に覚え込ませます。
次にピックを利用してダウン、アップで手首の感覚を掴みます。… 最初はギターで手首の力を抜きながら。
上記を其れなりの速さで確実に弾けるようにすると同時に、例えば1弦から6弦へ、その逆も、垂直の移動も練習します。

リュートに持ち替えて、ピックを持っている気持ちで半音階とスケールを速さを変えながら練習(訓練)します。この時、人差し指を親指よりどの程度前に出すかは個人差になります。リュートとギターでは当然弦の張りが違いますので音が潰れない指のタッチの位置を確認し、力の抜き加減を把握します。
できれば、この様な練習を毎日数時間、休みながら練習されると良いかと思います。
スケールも数種類書き出すとよいと思います。
それと、曲の中に出てくるフィゲタは、フィゲタに入る時の呼吸が非常に大事かと思います。

上記は自分なりに考えて行っている事ですすが、フィゲタを意識しないでフィゲタができれば良いかと思います。
フィゲタはバロックリュートにも応用できますね。
とりとめない話しでスミマセン。

老弾 #- | URL
2020/04/23 22:21 | edit

老弾さん

詳しくご教示、大変ありがとうございます。
とても参考になりました、私の場合、なんと言ってもバロックluteにかかり切りで、ルネサンスluteは初心者状態と変わりないです;
絶対的に練習時間が足りず、左手の小指や薬指の"離す"筋力がないのも敏速にできない原因かと思いますが、スケールを用意して時間をとって訓練したいと思います。

>フィゲタはバロックluteにも応用
|指と・指の交互が有効なところ、よくありますね、ヴァイスのジーグの始まりなど、ほぼフィゲタ状態だったり。

michael #xNtCea2Y | URL
2020/04/23 23:26 | edit

追伸

失礼ながら、半音階の練習時には、次のように意識して行って下さい。
フレットを押さえる時は、「指先に力を入れる」、同じ指で次のフレットを押さえる時は、「指先の力を抜く」、そしてまた、「指先に力を入れる」、これを各指、声に出してユックリ行ってみて下さい。指の筋力を付ける練習にもなりますし、慣れれば無意識で行うようになります。ただし、腱鞘炎には気を付けて行って下さい。

基本が確実に身に付きますと、曲は技術的には其れほど練習しなくても弾けるようになります。… 初見も。

遅くに失礼しました。

老弾 #- | URL
2020/04/24 00:04 | edit

老弾さん

ありがとうございます、
まさに「知りたかった」ところです。
どう練習したらよいのか、わからない事がリュートには多々あって労力が報われないのが辛いところですが、希望の光が見えてきたようです。
指に気をつけながらやっていきたいです。

michael #xNtCea2Y | URL
2020/04/24 11:35 | edit

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