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サヴァリッシュ:Brahms Sym No.3(1991)  

サヴァリッシュのブラームスSym No.3も久しく聴いていなかった、
1991年、ロンドン・フィルを指揮した円熟の演奏を再び、 
bra sym 3b
ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮、ロンドン・フィルハーモニーO
1991年 EMI Studio Abbey Rood
(第一楽章提示部は反復あり)

Sym No.3の第1楽章はシンコペーションで小節を跨がるような緻密に入り組んだ書き方が奥深い、サヴァリッシュの演奏は適度に楷書的に整い、その仕組みが聴きやすい、
第1楽章の冒頭2小節はあまり豪奏にせず、3小節からぐっと力感を入れる、この最初の懐深い手法が全体に活かされる、まさに奥行きの深い楽章だ。36小節からの穏やかな主題、clがpで入り、さらにppとなるところは微かなほどに押さえられる、
20150524c.jpg
また気づかないほどのアッチェルランドで展開部へ入り、内向的な気分と発散の対比を存分に聴かせる。
第2楽章では終楽章に出てくる、2つの主題が予告される、1つ目は変化形で暗示するが、
sc 02 04 01
もう一つはほぼそのまま、
sc 02 04 02
サヴァリッシュは間の深さと微かな弱奏でぐっと引き込む、あまり間を置かず第3楽章に入る、セッション録音で無音だがこの間は演奏の狙いと思われる、
第3楽章、思いのほか弱奏でじわっと開始する、ここも柔和だが粘り過ぎず、そういう意味で淡々とした味もあるが、思い切った弱奏で一際夢想的に引き込む。
終楽章、弦楽とfgによる開始はぐっと弱奏、そして28小節目、金管が<fで鋭く立ち上がり、強奏へ導入する、サヴァリッシュのエネルギッシュな演奏を予感させる、そして期待どおり、起伏の深い演奏で進む、167小節からのファンファーレは極めつけの炸裂、
sc04 167
終結部は穏やかになり、最後には第一楽章の主題が静かに再現され、眠りにつくように長くritして終わる、
この終結でのtimpの弱奏も大切な音として聴かせる、
20150524b.jpg
第一楽章の主題の入りでも連打されるが、静かな回想か・・
w s br s3 you
you tube:Johannes Brahms, Symphony Nr. 3, F-major Op. 90, Wolfgang Sawallisch

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