FC2ブログ

Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

スウィトナー:Mozart Sym No.39 (エテルナ LP)  

レコード盤で特に優れているのが、DENON(PCM)だが、その前からD.Schallplattenの録音には同様の魅力がある、O.スウィトナーの録音はSchallplatten原盤で、かつて様々なレーベルを経由して入ってきた(EMI、DG、PHILIPS等)が、やがて徳間音楽工業(株)がエテルナ(Schallplatten)レーベルとして出すようになった。 
今日は1975年録音のエテルナ盤で、スウィトナーのモーツァルトSym No.39、
sui moz s39 lp 02
オットマール・スウィトナー指揮、シュターツカペレ・ドレスデン
1975 ドレスデン、ルカ教会 

序奏部が始まると、低域のしっかりした涼やかな弦楽と管の色彩が溶け合い最後まで聴きたいと思わせる響きである、
sui moz s39 lp
主部は快速でしなやかだが、ピリっと張り詰めた感覚もあって引き付ける、2本のクラリネットのハーモニーがよく聴ける、
第2楽章は全てが爽やかで、ヘ短調の主題に入ったところ[30]~も重くならず、よい響きで引き締める、
sc 02 28
メヌエット楽章は簡潔な良い主題で書かれると飽きがこないが、この楽章もその好例、
sc03 01
スウィトナーは管楽器の総勢をよく響かせ、リズムを切り立て、この楽章の魅力を聴かせる、
終楽章、けっこう速いテンポをとる、弦の爽快な感覚と足取りのしっかりした踏み込み、木管がくっきり浮かび心地よい、
全楽章、反復は省略しているが、短時間にさらりと聴くのも良い。

当盤と同じSKDとの録音、
sui moz s39 you
you tube:Symphony No. 39 in E-Flat Major, K. 543:
I. Adagio - Allegro
*第2楽章以降も続きで再生される、

もう一つ、N響とのライヴ、
orchと録音は違えど、やはり"スウィトナーの演奏"が伝わってくる、
sui moz s39 hhk you
you tube:モーツァルト 交響曲第39番 スウィトナー指揮 N響
近年ではorchを過剰に重くしない演奏が主流になってきているが、スウィトナーはそこも耳に馴染み、古くならない。

ご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村
関連記事

category: W.A.モーツァルト

tb: 0   cm: 4

コメント

こんばんは。

今まで、私の場合、モーツァルトの三大交響曲のうち、39番が一番聴く機会が少なかったように思います。
ところが、スウィトナー指揮の39番を聴いてから、ぐっとこの曲が魅力的になりました。
なぜこの交響曲では、オーボエの代わりにクラリネットに変えたのか分かりません。
ですが、第三楽章の中間部のクラリネットの響きは、のちのクラリネット五重奏曲やクラリネット協奏曲に通じるものある、と思いながら、3度も聴きました。

yamashiro94 #- | URL
2020/10/28 22:11 | edit

yamashiroさん こんばんは

ありがとうございます、記事にした甲斐がありました。
モーツァルトはクラリネットが好きな楽器だったと聞きますが、逆にオーボエが入らない交響曲は珍しいですね、それだけに特徴的に聞こえます。
スウィトナーは木管をよく聴かせるバランスで演奏しますので、3大交響曲それぞれの響きの特色もよくわかるように思います。

michael #xNtCea2Y | URL
2020/10/28 23:08 | edit

私もこの39番は大好き

ツボを押さえてきますねえ。私もこの39番は大好きで、よく取り出して聞いています。
徳間音工はエテルナに人を送り込み、企画スタッフとして有力な発言権を持つに至ったとのこと。日本では本国に先駆けて新譜の発売が行われました。本国盤とジャケットが違うのは、デザインが決まらない段階で発売していたからです。
盤質もいいですね。ノイズがほんとに少なく聞きやすい。クラリネットの音色もたまりません。モーツァルトは親友のクラリネット奏者シュタッドラーのためにせっせと曲を書いたのです。

yositaka #- | URL
2020/10/29 16:04 | edit

yositakaさん こんばんは

ツボでしたか!嬉しいです、書いた甲斐がありました。
エテルナ盤、そういえば、ジャケットは出るたびに急拵え的で統一感がなかったですね、DG盤等と違い、探すときに見逃してしまいそうです。
39番、新しい良い演奏が出てきても、スウィトナー盤は絶対的な魅力を持ち続けています。
モーツァルトにとってクラリネットはすっかり親しんだ楽器だったのですね。




michael #xNtCea2Y | URL
2020/10/29 23:21 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/2765-55da8063
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック