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Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

「道」か「道楽」か  

道楽と言うと何か遊興的に聞こえるが、○○道と言うとその道を究めるイメージである、
刑事コロンボの「別れのワイン」はヒット作だったが、ここでワイン道を思い出した、極上のワインを最良に味わうため、デキャンターに移し香りを開かせる、瓶の底に溜った澱は移さない等々、飲む前の慎重な儀式があり、違いのわかる人達が共有する楽しみでもある、犯人は道を究めた人物で、それを道楽と言って理解しない弟を殺害する、 

茶道ではまず道具である茶碗、茶釜、棗、等々名品を愛でる、もちろん美術的にも良く出来た味わいがある。
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プラスチックのスプーンでも用を成すところ、竹の茶匙なのである、作法から全て、単に抹茶を飲むだけではない、精神世界がある。
書道の世界にも「洗硯」というのがあり、硯の名品を水に浸けて石の紋様など観て味わう、
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当然、木の盥で、ケロリンの洗面器じゃいけない;
刃物を扱う職人なら、天然石の砥石など同様の味わいどころがあるかも、

西洋では芸術の評価をめぐって論争が起きる、2派に分れて対立するのが面白いのかも、
19世紀ギターの時代、「カルリスタとモリニスタの議論」と題された絵があり、ずいぶん盛り上がっている^^
Carulistes-et-les-Molinistes-Kopie_20201128092526cbc.jpg
F.カルリとF.モリーノという有名ギター作曲家を支持する両派、実際こんな乱闘騒ぎがあったのか、風刺的に描かれたのかわからないが、趣味趣向ひとつでこんな対立が起きることも、

「オーディオ道」っていう言葉もあるようで、各メーカーは機器の外観をメカニカルな部分とインテリア的要素をうまくまとめ上げている、インジケーターの点灯や管球アンプのほんのりした灯りも演出効果になるかも、
vacuum tube amp
ケーブル、ラックの類いもできる限り高級材を使えば、準備万端整った満足感がある、これら機材を手入れするのも、ある種儀式となった楽しみだろう、
関連雑誌では、科学的実証はないが専門用語も交えながら、製品の音や外観をお馴染みの比喩的表現で評価され、新製品の試聴レポートほか、著名人のオーディオルーム訪問記事も定番であり、興味ある読者は共感し、同好の談議にもなる、
02zasshi.jpgzasshi_202011281003496e9.jpg
筆者はお行儀が悪いのかもしれないが、用を成せば「プラスチックスプーン」だっていい、
市場に踊らされるのは嫌いで、気に入ったCDやLPから満足いく再生音が出れば、途中にある物は何でもいい、必要な部分は多少出費もするが、大して拘らずとも低価格で十分いけるところが面白い、
楽器やスピーカーのようにまさに振動する器材はもちろん、電気回路の中にも電解コンデンサのような生き物的な部分があり、鳴らし込みや通電で変わるところもあろうが、
13c lute
素性の良い品は大抵、初めっから良好であり、それで使い込む価値もあるってもんで;

ご覧いただき、ありがとうございました。
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