FC2ブログ

Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

R.クーベリック:Beethoven「第9」LP (更新)  

D.グラモフォンの企画で、全集録音のために1曲ごとに異なるorchで録音、というのがあったが、録音会場やセッティングに違いが出るせいか、全盤良好とは限らない部分もある、クーベリックのBeethoven Sym全集もその1つ、クリーヴランドOとのNo.8がひじょうに良かったが、LPにカップリングされた「第9」も良いほうで、録音当時クーベリックが首席指揮者だったバイエルン放送響との演奏、これも購入時は無垢盤のようだった、
DGらしい音質だが鮮度が良い感じで、音場の拡がり、各パートの解像度など、DENONのスウィトナー盤と比べても不満なく聴ける。 
r k be sym9
ラファエル・クーベリック(指揮)、
バイエルン放送交響楽団、バイエルン放送合唱団、
ヘレン・ドナート(ソプラノ)、テレサ・ベルガンサ(メゾ・ソプラノ)、
ヴィエスワフ・オフマン(テノール)、トマス・ステュワート(バス)、
1975年 DG

演奏時間は順に、16:34、 12:20、 16:29、 24:25(計69:48)、
vn2を右に配置した効果もある、
第1楽章はひじょうに弱奏で始まり、過度な強奏にしない範囲でよく整えた印象、全般に緩急の変化も控えめで落ち着いた趣きだが張り詰めた感覚もある、管が鮮やかに浮き立ち、時折clの高音が突き抜けてくる、展開部のあと、再現部によるクライマックスは程よく熱気を入れ、timp連打はフレーズの頭を鋭く打つ、
第2楽章、開始に入るtimpがきっぱり豪快、続く木管の刻むハーモニーが場内によく響く、
スケルツォの[268]ffに入ると一際パワフルに立ち上げるのが効果的、
sc2 267
トリオはテンポを緩め、木管やhornが長閑である、
第3楽章、全体に弱奏基調で密やかな弦が神聖な面持ちに徹する、とっておきの演奏、[131]でvn1の重音をしなやかに聴かせ、心地よい。
sc03 129
終楽章も"熱血"ではなく、所作の整った感覚、始まりのorchから弦と管のバランスの良さが印象づく、独唱の距離がちょうど良く、合唱団の響きも良い、orchと合唱団の弱奏部分での溶け合いが心地よい、昔、アナログ盤が苦手とする"合唱音"は歪んだ塊に聞こえたが、ラインコンタクト針で分解能よく聴けるようだ。
盤面の配分はまず1、2楽章を1面に入れ、3、4楽章をそれぞれ1面ずつに分けている、
r k be s9 lp
第3楽章盤面
r k be s9 you
you tube:Rafael Kubelik Beethoven - Symphony No 7,9

ご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ
にほんブログ村
関連記事

category: ベートーヴェン

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/2801-e785eb7e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック