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ホグウッド:ハイドン交響曲22番「哲学者」  

ここ数日ドタバタ忙しかったので、今日は気分を静める曲がいいと思い、C.ホグウッド&AAMでハイドンの交響曲22番「哲学者」を聴くことにした。録音は適度な音場感で鮮明、心地よく集中して聴けるサウンド。
この曲で印象的なのはコーラングレ(イングリッシュホルン)が使われた響き。古楽器のコーラングレは一段と丸みを帯びた柔らかな響き、これは管の先に丸い膨らみを設けた構造、この中で音が反射して独特の響きを作ると思われる、人の声の発音で"ナ行"を感じさせる心地よい音。実際"ナ行"は鼻腔内を響かせる発音なので同じ原理かもしれない。リュートの胴の球面も同系の音を作っているかも。

hog hay 22

第一楽章、柔らかな中に鋭い芯があるようなナチュラルホルンに続き、コーラングレの丸い響きを聴かせ、ピュア・サウンドの弦がスーっと入ってくる涼やかさは最高、ときに二度がぶつかる和音の色彩がより鮮やかに聴かれ、とても気分は沈静化される。古楽器サウンドが存分に活かされる。
第二楽章 快速に演奏、あまりかっちり整えたように聴かせず、弦はしなやかにほぐれ、リズム音にはくっきり活気をもたせ、一本勝負のような覇気をもって聴かせる。実際のところ緻密に決めていて、展開部は長くはないがハイドンが霊感にまかせ、速筆で書いたような魅力に聴こえる。
メヌエット、主題はすっきり簡潔なものだが飽きのこない磨きあげられたような旋律。トリオはホルンとコーラングレがユニゾンでふっくらと響きをつくる。
終楽章、第二楽章と同じく快速で覇気がある、ホルンが難しそうながら素早い連続音を吹ききるところが豪快でスリリング。弦は小刻みに弾きながらも柔軟な味を欠かさず、強奏も爽快に響かせる。
落ち着くつもりが、少々エキサイトしてしまった;
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category: F.J.ハイドン

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