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スウィトナー&N響:モーツァルト「リンツ」  

ステレオLP盤も50年代終わりから、60~70年代、80年代にはデジタル音源から作られたものまである。例外もあるが、年代ごとに録音の特性、バランスも変わってくる、カートリッジも60年代の型から変わらないシュアーのMM型は60年代の録音にしっくり合うようで、生産終了してもリクエストにより再生産されるのもわかる気がする。
今日はLP盤でも音源がPCM録音というDENONのオットマール・スウィトナー指揮、N響のモーツァルト交響曲36番「リンツ」を再度聴いてみた。

sutt moz 36
録音:1979年、荒川区民会館 

予想どおり、ニュータイプのAT150MLXがぴったりくる、DENON製のMC型を使えばもっとぴったりくると思われるが、AT150MLXもVMながらMC的な特性を持っている。音が出た瞬間、やっとこの盤の真価を聴いたという印象。くっきりと明るいvl、ゆったり広がる低音、分離して豊かに鳴る木管、贅沢に聴いた気分だ。他のカートリッジではやや渋く暗い響きだった、それなりにわるくはないが。

第一楽章、新カートリッジによって、一段と涼やかな響きで序奏が始まる、主部は行進曲的な足取りでハイドンの影響と言われる、スウィトナーは比較的速めのテンポでぐいぐい進める、ノンレガートにくっきり音を切る部分の対比を置き、涼やかな響きで、肩の力を抜きながらも、緻密な表現でピリっと張りつめた感じを与える。
第二楽章、ソナタ形式だが、めずらしく緩叙楽章でもtp、timpが使われる、これもハイドンの影響?スウィトナーは遅いテンポは取らず、甘ったるいレガートも用いず、やはりすっきりとまとめる。終結もリタルダンドなしにすっと終わる。
メヌエット、おっとり、と言えるくらい典雅に、適切なダイナミズムで重量感も聴かせる、が、力は抜けている。くっきりノンレガートも用い、心地よい対比をつける。
終楽章、充実した楽章、比較的速めのテンポで快調に、活気に満ち旋律を切れ味よく聴かせる。N響もぴしっと決めて心地よい。コーダも見事な盛り上がりを見せる曲で、涼やかな響きで決める。内周歪が解消され、終楽章も最後までクリアサウンドv
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category: W.A.モーツァルト

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コメント

こんばんは。与太@前橋です。
レコード再生にますます力が入っているようですね。スウィトナーの演奏を30年前にTVやFMで見聞きしていた頃は、格別の印象はありませんでしたが、近年聴き直して、その素晴らしさに感銘を受けています。モーツァルトはもちろんですが、ベートーヴェン、ブラームス、シューベルトと、ウィーン古典派の保守本流の演奏にかけては文句なしという印象です。

マエストロ・与太 #- | URL
2013/03/24 23:24 | edit

マエストロ与太さん こんばんは
たしかに当時聴いていたTVやラジカセのスピーカーから出る音ではスウィトナーにしても誰にしても演奏の特質まではよく聴きとれませんでした。D.シャルプラッテンやDENONの良い音源をシステムで聴けるようになってはじめて個性や美質がわかるようになりました。
一時完全に中断していたレコード再生をまた始めるとは思っていませんでした(笑)やっぱり楽しいんですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2013/03/25 19:14 | edit

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