Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

スウィトナー&SKD:モーツァルト、セレナード第13番  

久しぶりにカートリッジのAT100Eを使ってみた。高域は甲高くない程度に明るく低域もよく出る、音質は気に入っていたが軽いシェルに取りつけるとトレース性が落ちていた。オーディオ・テクニカのシェルに付けたところ、どうやら普通に使えるようになった。
懐かしい兼価盤、フォンタナ・シリーズのO.スウィトナー指揮、SKDのモーツァルト、セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を聴いてみたところ、音質がよく合う。

スウィトナー アイネクライネ

この兼価盤は明朝体の活字で縦書き;文庫本風でいかにも地味だが、中身はフィリップス原盤の充実したものが出ていた。H.シェリングのvl、イッセルシュテット指揮ロンドン響のベートーヴェン:vl協奏曲やイタリアSQによるシューベルト:「死と乙女」など鮮明な録音の名盤だった。当盤もスウィトナーの名前で思わず買った記憶。

さて、スウィトナーのアイネ・クライネ、ちょっと懐かしさを感じるゆったりくつろいだ印象だが、晴朗な響きでしつこさがないのがいい。
第一楽章は普通くらいのテンポでやはり清潔な響き、SKDの弦楽のハーモニーを美しく聴かせる。大袈裟な表情は作らず、すっきりと進め、インテンポですぱっと終わる。第二楽章、ゆっくりめだが、旋律を撫でまわすような表現はなく程々で、清々しく空気に溶け込むような響き、中間部ではぐっとpにして、内声を挟んでvlと低弦の掛け合いに集中させる。最後もインテンポですっと終わる。メヌエットも急がず、気品ただよう。終楽章もかなりゆっくりめで、ベームと同じくらい、一音ずつ粒立て丹念に進む、ゆったりしながらも要所要所にアクセントを置き、展開部以後では彫りの深さがでる、軽く聴き流さず集中させる味わいとなる。
アイネ・クライネ・はあまりにもお馴染みなだけに、つい聴き流しがちだが、それぞれの指揮者の美質がわかりやすいかもしれない。
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category: モーツァルト

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