Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

ミュンヒンガー:バッハ ブランデンブルク協奏曲2、6番  

このところ、トランペットのバロック演奏に注目してバッハのブランデンブルクcon第2番を中心に聴いています。自然倍音列の音しか演奏できない当時のナチュラル・トランペット、おのずと簡潔明快な旋律が書かれますが、それが不思議と印象的で魅力あるものとなります。子供の頃、ラジオ等から何気なく聴いていたバロック音楽の晴れやかな金管楽器の調べは強く印象に残っていました。おそらく、バッハやヘンデルの作品だったでしょう。バロックやクラシックを積極的に聴きだしたのはずっと後です。

今日はカール・ミュンヒンガー、シュトゥットガルト室内Oで管弦楽組曲、2、3番にブランデンブルク協奏曲2、6番を加えたアルバム。2、6番とはうまい具合に聴きどころが入っているv ブランデンブルク2番のトランペットはここでもA.シェルバウム、管弦楽組曲第3番のtpも担当していると思われます。いつの時代もトランペットの名奏者は希少なようで、シェルバウムも多くの録音をしているようです、ほかにK.レーデル、K.リヒター、さらにカラヤンとの共演もあります。

ミュンヒンガー

ブランデンブルク協奏曲第2番、録音は1959年、ステレオ録音ながら音質はモノラル時代の良質な録音の感じで明晰に各パートが聴かれ、手を加えていない生っぽさがいいです。ミュンヒンガーの指揮はドイツ的と言いましょうか、急速なテンポは取らず、一音ずつに気合いが入っていてキリっと締まり、おのずと整然としたリズム感が強調される、シェルバウムのtp、出来栄えとしてはレーデル盤のほうが良い感じだが、録音の明瞭さでは当盤が好ましく、一本勝負的な録音のスリルを感じさせ、これもtpの魅力でしょう、アンドレの木管楽器を吹くような柔らかさとは違い、あくまでtpらしい輝きと良い意味での粗野な味わいもいい。いずれにせよこれだけ吹ける人はめったにいなかったでしょう。
続く第6番、第一楽章はゆっくりめ、トゥッティは一音ずつをくっきり粒立て整然としたリズム感をだし、ソロ部では柔和な味わいを出しで対比をつける。リヒターやレーデルと共通するドイツ的味わいとミュンヒンガーならではの味がある。第二楽章はゆったり、ふくよかに。第3楽章は急がず、程よく粒立てながらジーグ的リズムに乗せ、弦の入念な歌い込みを聴かせる。
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category: J.S.バッハ

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