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C.ハスキル:モーツァルト ピアノ協奏曲27番  

昨日は職場の室内が29℃、頭がボーっとして車内では冷房をかけてしまった。夜は一転して北風がビュービュー、ちょうどよい陽気というのがないですね;まあ今日のほうが若干寒くてもサラリとした空気でいいです。ソメイヨシノの咲く頃は慌ただしいばかりで嫌いですが、4月下旬から5月、薄紫のツツジや青いヤグルマギクがあちこちで咲く頃はゴタゴタが一段落して爽やかな気分です。モーツァルトp協奏曲27番もこんな晴れ渡った気分。20番の開始部分は雹でも降ってきそうな鉛色の空?って感じですが;
今夜はちょっとヒーターを入れてLPを廻しました。先日ゲットしたクララ・ハスキル:p、フェレンツ・フリッチャイ指揮、バイエルン放送響のモーツァルト ピアノ協奏曲第19&27番の入ったヘリオドール盤です。

ハスキル mo 27

録音年は書かれていません、50年代でしょう、モノラル録音ですが、きりっと明晰な録音で何の不満もなく鑑賞できます。ステレオ時代の曖昧な録音よりずっといい。
モーツァルトのp協奏曲19番はオケ・パートがソロと綿密に関わった協奏曲の形式を一段と高めた作品で、フガートを用いた終楽章は圧巻。次の20番や22番、24番など楽器を増やしシンフォニックな作品に発展します。しかし最後の27番は再び編成を減らし、外面的には昔に返ったようでソロやオケによって一筋の美しい旋律が常に流れるような協奏曲で、形式上の野心は捨てて内面的な美しさを深めようとした作品に思います。
C.ハスキルのピアノは確かな技巧で余計なものを排除した純度の高い演奏と言えましょうか、情緒に走らず粒揃いの音でしっかり様式を整えます、ほんとにこれ以上のものは必要ない。フリッチャイのオケは前奏部分から魅了させられます。期待どおり柔軟で味わい深い弦楽で包み込み、木管が心地よく歌う。各楽章ともオーソドックスなまとめ方ですが、鮮明なモノラル録音でド真ん中から聴こえるせいか、その純粋な魅力が詳細に聴こえてきて集中させられます。ハスキルのピアノもくっきり豊かに響きます、グラモフォン原盤の優れたものはモノラルでも紹介してくるところ、さすがヘリオドール盤。
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category: W.A.モーツァルト

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