Micha クラシック&リュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

骨董盤Ⅱ:アルヒーフ  

良質の新米を天然水で炊きあげると、味付けなしで美味しく食べられるし飽きることがないですが、グラモフォンやアルヒーフの黄金期の録音を聴くと、そんな味わいに感じます。ベーム、フリッチャイ、リヒターなど収めた録音の弦楽はまさに銀舎利サウンドだし、木管や金管も特定の色合いに染まっていない生っぽいサウンドが魅力です。

先日、アルヒーフの古い頃のLPを見つけました。A.ヴェンツィンガー指揮:バーゼル・スコラ・カントルムのテレマン:水上の音楽「ハンブルクの潮の満干」ほかの入ったもの。
arc初期
まさしく銀のレーベル、こんなに輝いていたんですね。ARCHIVの文字の上にはグラモフォン共通のチューリップ・マークが入っていない、そのかわりレーベルの外周に青いラインの縁取りがあります。録音はレーベルのイメージどおり、色付け感がなく、天然水で研いだような音、各パートがくっきり聴こえてきます。なおこの盤は'61年録音ですが、後に再カッティングされたものが出ていて幾分ソフトな響きにまとめられています。

次は最も見慣れた時期のもの、同じくA.ヴェンツィンガー指揮:バーゼル・スコラ・カントルムでこちらはヘンデルの水上の音楽、
arc中期
上にチューリップのマークが入ります、レーベル面の光沢は幾分ソフトになっていますが気品のある銀です。録音は'65年、水上の音楽っていうと爽やかサウンドの録音物が多い中、ガッチリ真面目に録音されています^^ここまでは輸入盤の頃でした。

最後は'67年録音のK.リヒターのバッハ:ブランデンブルク協奏曲(国内盤)
arc後期
印刷レイアウトは変っていませんが、銀が完全につや消し、というかほとんどグレーです。国内盤が作られるようになってジャケットの解説もレーベルにも直接日本語が印刷されています。盤質は良くなっていますが、カッティングは初期とは変っているかもしれませんね。すばらしいサウンドに変りはないですが。やはり初期の銀レーベルは魅力で、気分も引き締まります。
そしてCD時代になったら、みごと銀が復活、なんたって盤自体、銀盤ですから^^;外周の青ラインも復活。
音楽自体とはまったく関係ない、マニア話でした;
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category: オーディオ

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コメント

こんばんは。

昔のアルヒーフというか、この頃の古楽レーベルには独特の雰囲気を感じます。

今度は是非ともダス・アルテ・ヴェルクを取り上げてください。

黒羊 #FynsjLCE | URL
2013/05/14 19:38 | edit

黒羊さん こんばんは

ダス・アルテ・ヴェルクですか、テルデック系ですね。復刻CDシリーズも出ているようですが、中古LP探しとなるとまた大変そうです;縁があればゲットしたいですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2013/05/15 01:16 | edit

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