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Haydn 交響曲:一番の傑作?  

ハイドンはエステルハージ侯爵に副楽長として雇用された時から、sym No.6~8「朝」「昼」「晩」の3部作で一流の手腕を見せていた、
Haydns house
ハイドンの生家
その後、疾風怒濤期の作品なども、侯爵の希望も反映して一般向けではなく、"通"の満足する作品へと深まっていったのかもしれない、時は経ち、音楽は多くの聴衆のものになってきた、orchは興行主が設立した大編成のものとなった、「パリセット」「ロンドンセット」等はその演奏会のために依頼を受けた作品群になる、
ハイドンのそれぞれの時期に傑作はあるが、ここではorch音楽として最も進んだ作品に絞る、評論家にはNo.92 ト長調「オックスフォード」を一番の傑作とする人も少なくない、もう1つがNo.102 変ロ長調でこれも評価が高い、筆者もNo.102が見事な構成感で一押しに思う、

第1楽章 序奏は涼やかな弦が印象的、主部のfで始まる第1主題は踏みしめるような力強さで、展開部は第1主題や第2主題の部分を用いて、対位法的に緻密な書法、
sc01 160
再現部でもさらに発展た書法で、終結まで聴き所となる、第1楽章がスコアのページ数の1/3を超える、(のちのP.ヴラニツキーはorchの各楽器を細やかに扱うが、ハイドンは明確に聴かせる骨太感が良いと言える)
第2楽章は装飾音形を交えた弦の涼やかさで始まり、チェロのソロを交える、ダイナミックな所もあり、楽譜のtrpに「con sordino」と記され、交響曲としてはおそらく初めてミュート付きトランペットが使われる、
メヌエット楽章も斬新であり、宮廷の音楽から離れ、農民の踊りのように闊達な主題、
sc03 07
ffのどっしり武骨な響きまで入れて惹き付ける、
sc03 50
終楽章、プレストはすばしこさと切れ味を持つ主題、静と活力が繰り返され、斬新な構成で渦巻くように終わる、
sc04 224

ハイドンのSymは兎にも角にも"演奏"にかかってくるので、No.102もお気に入り盤は絞られてくる、まず、アイヴォー・ボルトン指揮、モーツァルテウムOの演奏、
21世紀の新しい感覚の演奏であるが、編成を大きくしたorchの量感がこの曲には効果的、
Ivor Bolton hay s102
you tube:Symphony No. 102 in B-Flat Major, Hob.I:102:
I. Largo - Vivace II. Adagio
III. Menuet - Trio: Allegro IV. Finale: Presto

もう1つ、ブルーノ・ヴァイル指揮、カペラ・コロニエンシスの演奏、清涼な弦と鋭く響く金管とtimp、ピリオドorchならではのサウンドでツボを押えている、
Bruno Weil hay s102
you tube:Symphony No. 102 in B-Flat Major, Hob. I:102:
I. Largo - Vivace  II. Adagio
III. Menuet. Allegro - Trio  IV. Finale. Presto

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category: F.J.ハイドン

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