Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

カラヤン:ベートーヴェン交響曲3番「英雄」(1962、LP)  

先日来、カートリッジAT7Vに後継機AT5Vの針ATN5Vを取り付け、聴きこんでいますが、ATN5Vの小っちゃな取扱説明書を見てみたらATVシリーズの共通交換針と書いてあり、これで整合品だとわかりました^^v せっかく供給の途絶えていた針が復活したんだから、そこをしっかり広報してほしいですね;
atn5v.jpg
ATN7Vの頃は楕円針だったのが丸針にかわり、仕様はグレード・ダウンしていますが、トレース性は悪くなく、内周歪も聴き辛くない程度です。ちょっと痩せた、色彩に乏しい音と思っていたが、今日聴くと普通に聴こえる・・カンチレバーのダンパーゴムがこなれてきたか?、自分の耳が曖昧だったか、たぶん、後のほうでしょう(笑)

カラヤンのベートーヴェンで「英雄」と「田園」はLP盤もほしいと思っていたところ上手い具合にカップリングされた2枚組がありました。
be sym 3 6
が、今回は盤がかなり埃っぽかったので、粘着式クリーナーも導入して入念に掃除しました。内カバーも埃っぽいはずで、裏返して拭くか新しいのに替えたほうがいいですね。幸い盤自体にダメージはないようです。
粘着クリーナー

今日は「英雄」のほうを聴く。1962年D.G、ベルリン・イエス・キリスト教会、G.ヘルマンス録音のサウンドが絶好調、渋さと艶のあるvl群、ゆったりと深い低弦、音場いっぱいBPOの弦が埋め尽くしているが、塊には聴こえず、櫛でとかしたしなやかな毛並みのように響く、AT7Vは癖をつけずちゃんと再生している。管の味わいも良い。
カラヤン自身は「過去の録音に興味ない」というが、62年盤が演奏も録音も一番気合い入って感じる。例によって第一楽章からテンポは速いが、ベーム盤と比較すると演奏時間は同じと言ってよい。(ベームも速い)

カラヤン&BPO  1962年 ①14:35 ②16:55 ③5:40 ④12:10
K.ベーム&BPO  1961年 ①14:40 ②14:25 ③5:59 ④12:24


ベームは拍節くっきり折り目正しく演奏するので、落ち着いて聴こえる。カラヤンはレガートに前の拍に次の拍を追い被せるような感じで行くので急速な錯覚をうけるのかもしれない。第二楽章はベームよりゆっくり、ねっちりと聴かせる。スケルツォはさすがにリズムの切れ味痛快、終楽章はBPOのダイナミック・レンジをもって壮大な起伏で聴かせる。
LP盤のしっとり安心して聴ける音に対して、CD化されたものは、鮮明なんだけど、どこか色合いの濃すぎるカラーコピーみたいな、デリカシーに乏しい仕上がりだったりして残念に思うのが少なくありません。針やカートリッジ部で程よい損失があって聴きやすいのかもしれません。
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