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Michael: Classic音楽,Lute,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

日本の気候とリュート  

今日は日中36℃、これは百葉箱とやらの中の恵まれた環境で36℃というのであって、アスファルトだらけの場所では40℃近く軽く行っているでしょう。夕方、気温が下がってくるとその分湿度が上がる・・;
和楽器というのは、さすがに日本の気候下でも壊れなく作ってあります。琵琶なんか形はリュート属でも分厚い木材でじつに頑丈、まったく別物です。リュートなんか壊れてくれと言わんばかりの構造;
これは2009年、湿度90%を越える場所にうっかり放置していた6コースリュートです;ケースの蓋は密閉しているわけじゃないので、じわじわと湿気が入っていきます。

6c lute

温度も40度近くいっていたでしょう。早めに弦をゆるめ、エアコンの効いた場所に避難すれば良かったでしょうが、緩めようにもサクラ材のペグが膨張しきり、ビクとも廻らなかった、弦を切ってでも保護すべきでした。この楽器は幸いブリッジの再接着だけで簡単に修理できました、きれいに剥がれてくれたようです、内部の力木などが剥がれるとさすがに面倒ですが、壊れるなら修理しやすく壊れるように^^;接着強度も程々にしてあるんでしょうかね。
また、せっかく修理を終えても、宅配車両内の熱気でやられては台無し、夏は輸送を避けるか、天気予報で曇りの日を狙って、夜間輸送、翌朝午前中には届く、といった配慮をします;梱包もケチっちゃだめですね、余裕のあるダンボール箱にケースごと入れ、隙間には丸めた新聞紙をぎっしり詰める、これで断熱、吸湿ともに一定時間はしのげるでしょう。
ガット弦もオイル仕上げしてあるとはいえ、吸湿しますね、湿度が高いと太く、重くなります。天丼の天ぷらがふやけるのと同じでしょう;
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category: Instruments

tb: 0   cm: 4

コメント

あらら^^;
このリュートだけ他の場所に置いてあったのかしら?

奇士 #nLnvUwLc | URL
2013/07/08 22:23 | edit

弦数の多い楽器は早めにエアコンのある部屋へ移動させましたが、6コースだけ後回しにしたんですね、油断したらこの有り様;;

なんと今夜は0時過ぎても屋外は29℃ですね、ちらっとコンビニに行ったら汗かきました;

michael #xNtCea2Y | URL
2013/07/09 00:13 | edit

梅雨明けが早く、猛暑酷暑。

 リュートのブリッジ面積をみれば、その貧弱な接着面積に頼りなさを感じますね。頑丈に作ると、響かないし、まあ、昔から、表面版は頻繁に開けられていたというし、壊れるのが当たり前だったのでしょう。壊れれば、また羊皮紙剥がして、修理すればよく、道具としての位置ずけだったのですね。
 欧州のものは、道具は消耗品とする考えが昔から浸透していたような気もします。欧州車がそうですよね、日本では考えられないような箇所がすぐに壊れる。

 リュートも音楽する道具ですから、気にせず使い、壊れれば直せばよいだけです。そう考えれば、エアコン付けっぱなしによる電気代もバカになりませんから、気が楽ですよ。
 僕は、エアコンなどつけないで38度の室温を経験していますが、保管部屋が納戸で、窓締め切りです。保管楽器12台ですが、ぶっ壊れたことが2回ありました。テオルボの力木ぶっ飛び、ネック折れ変形、バロックのバスライダーぶっ飛び、くらいかなあ。総じていずれも欧州製だった。しかし、日本製は全く壊れませんでしたね。やはり、耐気候性があるのかなあと感心しました。
 今期もNOエアコンで乗り切りまっせ!

太郎吉 #- | URL
2013/07/10 21:48 | edit

太郎吉さま コメントありがとうございます。

>保管楽器12台
たくさんですね!って私も多いときは10台くらいあった記憶です;
ほんとに楽器の保守のことばかり気にしていては、弾く時間がなくなりますね。部屋は人間が居るときだけエアコンを入れますが、あとはそっと安置しています。
たしかに日本製の車とリュートは壊れないし、扱いも快適ですね、爆走はできないタイプですけど。

michael #xNtCea2Y | URL
2013/07/10 22:47 | edit

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