Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

C.デイヴィス:ハイドン交響曲第88、99番  

さて、昨日見つけたC.ディヴィスのハイドンsym No.88&99から聴きました。
このLPは最近憶えがあると思ったら、ハイドン音盤倉庫、Daisyさんがレビューされていましたね。同じ盤を見つけてまた運がよかったです。
まさしくディヴィス&RCOらしく、ほかに考えようがない、まったく期待どおりの演奏で、完成度が高いです。タスキのキャッチフレーズに「堂々とした男の気風、フレッシュなハイドン」とあります。

haydn 88 99
録音:1975年、アムステルダム、コンセルトヘボウ

88番、親しみやすい曲想で特に人気がありますが、単に人気曲を小奇麗に演奏しただけではない、"通"を納得させる骨太で自然な演奏。第一楽章は溌剌とした魅力ときっちりとした様式感、絶妙なパートバランスと味わい深い響き、第二楽章のダイナミズムも乱暴じゃなく心地よい。メヌエットもきりっと引き締め、終楽章も落ち着いたテンポで見事な構成を漏らさず聴かせる。
99番がまた、他に類をみない名演で、第一楽章の第一主題のたった一音の捉え方にもハッとさせられる。クラリネットはまだ重要な扱いをされない曲だが、木管もよく聴かせ、オケ・サウンドの色彩感も豊か。第二楽章の木管ハーモニーの所も過度な表情なく美しい。引き締まったメヌエット、かっちり整った終楽章。
両曲とも一瞬の隙もなくツボを押え切っていて妙な飾り気のない自然な演奏、「男の気風」とはうまいことを言ったもんで、知的で職人的。RCOはいつもながら見事応えています。評価はもちろん(★★★★★)。
そして、明らかにLP盤で聴く価値がある、CD再版盤はこんな目の覚めるサウンドだったろうか?LP盤に針を下してはじめてPHILIPS音源の真価が眼前に拡がるように思えます。
・・この盤を聴くとデイヴィスの86番が聴きたい・・と震えがきます^^;
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category: F.J.ハイドン

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