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B.ハイティンク:ハイドン交響曲第86番(ライヴ)  

そろそろ、C.デイヴィスの86番、といきたいところですが、今日届いてしまったベルナルト・ハイティンク指揮、シュターツカペレ・ドレスデンの86番です^^ライヴ録音ばかりをCD-Rで出しているアメリカのレーベルのものですが、有名レーベルのセッション録音では聴けないものが数多くあるのが魅力。堅実派ハイティンクのハイドンもぜひ聴きたいと思っていました。ハイティンクも本来ならPHILIPSからRCOと組んだハイドン交響曲のいくつかでも出てしかるべきかと思いますが、デイヴィスなどと競合するせいか、出なかったですね。このライヴ録音は下手なセッション録音より良いくらいの音質、バランスの良さで音楽的に十分味わえるものです。

hai hay 86

ハイドンを安心して聴ける、純粋でツボを心得た演奏は予想どおりです、本当にデイヴィスと競合しちゃう;
第一楽章、SKDの美しい弦で序奏の標準的な清々しい表現にまず安心、主部は快速に行きますがハイティンクらしい骨格のしっかりした引き締まった演奏、心地よい力感、第二主題はしなやかに力を抜き対比を聴かせます、展開部も順調に何の違和感もなく期待に応え、痛快に第一楽章を終えます。
第二楽章、ラルゴとしてはかなり速めでしょう、時間圧縮により、この楽章の構成を感じやすくしているように思います。しかしSKDのしなやかさで過度に性急にはならないところがいい。
メヌエット、アレグレットのテンポで歯切れよく引き締め、気品も聴かせる。レントラー風のトリオも同じテンポでさらりと、適度にルバートで区切りながら本当に平穏な気分にしてくれる。
終楽章、快速なテンポを取り、提示部一回でエネルギーが湧き上がるような喜びで満たす、これは快演!展開部も節度を持ちながら歓喜を増幅させ、再現部、終結部まで一気に運ぶ。2004年の録音とあるが、ライヴの空気か?ハイティンク、若い頃よりキレまくっているかもしれない^^終楽章は圧巻だが、本当に全楽章申し分なし、評価は(★★★★★)クラスでしょう。

カップリングされたモーツァルトの「ジュピター」はじっくりしたテンポで始まり、この曲なりの狙いの表現がありそうです。ハイドンで見せたバランス、構成感をしっかり聴かせる好演のようです。
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category: F.J.ハイドン

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