FC2ブログ

Michael: Classic音楽,リュート,宇宙

クラシック音楽とリュート、宇宙・科学 etc

K.リヒター:バッハ チェンバロ協奏曲第2番 BWV1053  

今日も用事で出歩きましたが、このクソ暑さは勘弁してほしいです;アスファルトだらけの場所は軽く40℃いってるでしょう、世界の主要都市の気候を見ても日本の夏が一番過ごしにくいようですね。シャワーを浴びて冷房した部屋でくつろぐのはほんと極楽です^^;

今日はK.リヒター、ミュンヘン・バッハOのバッハ、チェンバロ協奏曲全集から、第2番ホ長調BWV1053です。この全集は過去に持っていたのですが失い、先日中古ショップで見つけて再入手というわけです。抜粋盤はあったのですが、第2番は割愛される場合が多いですね。第1番BWV1052に引けをとらない傑作なのでぜひリヒターのがっちりした演奏で聴きたいと思いました。第1番が音楽的深さもさることながら、vl的な技法をそのままチェンバロで弾くところが引きつけられる魅力ですが、同じvl協奏曲からの編曲と思われる第2番の魅力は構成です。

rich bach cem kon
rich bach cem kon 2

第一楽章、ヴィヴァルディ流のリトルネッロ形式が基盤ですが全体はA,B,Aのダ・カーポ形式をとり、Aはトゥッティの明るい主題とソロが交互に演奏する、ほぼおなじみのリトルネッロ、Bに入ると長い展開部とも言える部分で、Aで登場したトゥッティやソロの動機が掛け合ったり、重なったり、連結したり、転調も含めて複雑でとても味わい深い、バッハでしか書きえない音楽でしょう、一旦終息して、Aを再現して心地良く曲を結ぶ。
第二楽章のシチリアーナも並みのシチリアーナじゃない、弦楽が総奏するのは始めと最後だけ、間はチェンバロが情緒細やかな旋律を進める。
第三楽章、颯爽とした主題で始まるが第一楽章と同様にA,B,Aの形式、やはりBは聴きどころ、短いスパンで巧みに転調する深い精神性、Bで初めて登場する動機もあり、粘っこいほどに技法を凝らすバッハらしい魅力。神がかった技量を持ちながらヘンデルやテレマンほどに人気が出なかったのはバッハが難しく書きすぎたせいでしょうね?
リヒター&ミュンヘン・バッハOはいつもどおり、刃金で組み上げたような整然とした演奏、厚く整った弦楽、足元を固めて行くようなバス・パート、そこに音量は小さいがカリっと明瞭に浮かぶチェンバロ、作品の魅力をくっきり聴かせてくれます。リヒターの演奏とアルヒーフの録音技術も車の両輪の関係でしょうね。
関連記事

category: J.S.バッハ

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/393-392484f1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

カテゴリ

最新トラックバック