Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

管弦楽組曲・リヒター盤  

K.リヒターのバッハ管弦楽組曲はかつてグラモフォンから出たLPを持っていましたが、今はリマスター盤のCDのみです。音はLP盤と変りありません。

bach suite

リヒターの録音としては古いほうで、最近の好楽家にはどうもこの録音がいただけないという評も聴きます。
確かに全体に音が甲高く、第3番のトランペットは劈くような響き、好みが分かれるのも当然でしょう、後年の録音のようなもう少しウォームなサウンドにしてほしかったとも思いますが、これが(アルヒーフ)の録音方針だったのでしょうね。たぶんマルチ・マイクで各パートの音をしっかり拾い、ステレオにミキシングしてある・・聴衆席ではなく指揮者の位置で聴くみたいな直接音の強い録音です。しかし私はこの"鉄の響き"を辛抱しつつも虜になってしまいます。スコアに書かれたすべての音が克明に聴こえてくる弦の鉄壁のアンサンブル、古楽器では弱々しくなる低弦もコシの強い響き・・序曲は近年の古楽演奏よりゆっくりのテンポですが、足元をしっかり踏みしめながら運ぶような元気さがあって、これにはある種の快感を覚えます。
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category: J.S.バッハ

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