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M.アルゲリッチ:ハイドン ピアノ協奏曲ニ長調  

ブラームス、と行きたいところ、まだまだです^^;今日はハイドンの鍵盤協奏曲ニ長調Hob.ⅩⅤⅢ-11、最もお馴染みの曲ですね、ハイドンが交響曲パリ・セットを書く前頃の作曲。
溌剌とした主題で始まる、文句の付けようのない良い曲です。後のモーツァルトのようなシンフォニックな構成もなければ、鍵盤のヴィルトーゾ的なところもない小規模な曲ですが、冴えと閃きの詰まった純粋さがいいですね。当時も楽譜はベスト・セラーだったそうで。
さて、そのハイドン、ピアノ協奏曲ニ長調、M.アルゲリッチが指揮も行っているとのことで、どうまとめているか興味が湧き、随分前に購入したものです、何年かぶりに聴きました。
argerich hay
ベートーヴェン、ピアノ協奏曲第2番変ロ長調
ハイドン、ピアノ協奏曲ニ長調Hob.ⅩⅤⅢ-11
マルタ・アルゲリッチ:ピアノ&指揮
ロンドン・シンフォニエッタ  1980年 EMI


第一楽章、ヴィヴァーチェ、ロンドン・シンフォニエッタの前奏が始まる、ここでもうアルゲリッチの演奏は始まっている、きりりと引き締まった小編成オケの演奏は一端のハイドン指揮者のようにまとまっている。主旋律の第1vlに対し、内声とバスのリズムが良い力感で快活。そしてソロに入る、"チェンバロ又はフォルテピアノの為の"と記されたとおりの雰囲気で軽やかで確実なタッチ、強弱表現は最小限だがとても音楽的にこなす。鮮やかだが、かっちりした芯を持って進める。
第二楽章、ウン・ポコ・アダージョ、この楽章はモーツァルトの"21番"とそう遠くないような魅惑的な味わい、チェンバロじゃなくピアノで演奏されると一段とそう感じる。アルゲリッチは強弱に加えリズムに適切な溜めを付け、まさに華のある演奏。カデンツァは誰によるものか、ちょっぴりハイドンの世界から離脱するような響きも入れるのが味。
終楽章、ハンガリー風ロンド、快活なロンド主題の間に3つの副主題が入る。3つ目の感傷的な副主題が特にいいですね。アルゲリッチは快速なテンポで粒立ち心地よく決めますが、終結ではさらに加速して終わります。
1980年の録音ですが、前時代的な影はなく、すっかり現代的なハイドン演奏で爽快です、T.ピノックのチェンバロによる演奏と同じくらいか、やや速いテンポです。

PS.カップリングされているベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番は実質"第1番"だそうで、まだモーツァルトの延長上にあるような曲で聴きやすいですね。ハイドンやこういった曲を聴くと、長大な大曲を聴くのが面倒になってきます^^;
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category: F.J.ハイドン

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コメント

マルタ・アルゲリッチさん

マルタ・アルゲリッチさん、私にとっては、チャイコフスキーのピアノ協奏曲のレコードのイメージ。
あの演奏を聴いて『オッタマゲタ』。
凄い!。
それ以来の固定観念が今も続きます。

MK #- | URL
2013/08/29 23:01 | edit

MKさん こんばんは

グラモフォンの録音でしょうか、じつは、ピアノ関係は未開拓であまり聴いていないほうなので、これから楽しみを広げようと思っているところです。アルゲリッチさん、集めたいですね。


michael #xNtCea2Y | URL
2013/08/31 01:00 | edit

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