Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

B.クレー:ハイドン交響曲第23番ほか  

昨日までは南の湿った空気にうんざりでしたが、今夜はエアコンを止めて聴けますv
ベルンハルト・クレー指揮、プラハ室内Oのハイドン交響曲第22~24番も過去に持っていましたが、今度は独盤で再入手しました。「朝」「昼」「晩」に続く録音で当時は初期交響曲の理想の演奏として親しみました。録音はスプラフォンが行っていて、会場の残響というよりは短かい反射音を捕えたような独特の清々しい音質、あらためて聴くと、昔使っていたプレーヤー&システムでは聴けなかった良質の再生音が聴けるので、レコード再生復活の意味はあるでしょう^^;

hay 22 23 24
交響曲22番「哲学者」、23番、24番
ベルンハルト・クレー指揮、プラハ室内O
1977年、プラハ D.G


第23番と24番に絞ります。
23番、第一楽章はホルンを伴う朗々とした主題、楽章全体が快調で均整のとれた楽しさ、リズム的な聴きどころを置いて引き付ける、型どおりのソナタ形式だが再現部は適度に省略がなされ、すっきりしたまとまり。クレーは小細工なく端正、快調に進める。
第二楽章、アンダンテもすっきりした曲だが、後半の弦の和声が聴かせどころ。
メヌエットは結構動きの細かい旋律で上声と低音のカノンをきっちり行うのが面白い、雰囲気の近いトリオでは三声カノンになる凝りよう、クレーは落ち着いたテンポできっちり聴かせる。
終楽章は6/8拍子で快速なプレスト・アッサイ、切れ味よくくっきりとまとめる、曲は弱音のピチカートで途切れるように終わる。
24番、この第一楽章もよく整い聴きごたえがある、展開部では同ゼクエンツが調を変えて繰り返し疾走する。
第二楽章はご存知フルート協奏曲、ハイドンは一流センスのメロディー・メーカーです。後半からカデンツァまでの移ろいもいい、フルートは粘らずにさらりとした演奏でまとめ、カデンツァには少し凝り、聴きどころにしている。
活発な感じのメヌエットに続き終楽章、弦の弱音トレモロで開始、優美な第一主題、常に快調な流れで進む楽章、フーガに使えそうな音形が展開部に深みを与える。
クレーの端正な指揮とプラハ室内Oのアンサンブルは抜群、小細工なしのすっきり自然な演奏は基本的に好きだが、いま少し強弱表現に起伏をつけるなど引き寄せるものがあってもよいとも感じる。
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category: F.J.ハイドン

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