第101番「時計」

しばらくはハイドンの話が続くかもしれません^^

私が初めて買ったハイドンのLPは交響曲No,101 「時計」、選んだ理由は番号が3桁というすごさと副題が「時計」というのに興味あったから、だけのこと^^;ヨゼフ・カイルベルト指揮、バンベルク響でテレフンケンから出ていた千円盤です。どうもテレフンケンは片面40分近いような詰め込み録音が多く、やたら薄い音響でした;;その薄い音も今となっては懐かしいですが、次にリヒター指揮、BPO、グラモフォンを買ってようやくまともな音響で聴けました。

101

この101番というのは、今思えば少々特異な曲でした、全曲通じて音階を昇ったり下ったりするような旋律で埋め尽くされていて、冒頭の短調の序奏からしてそうですね、プレストの主部に入るとキビキビした音階で^^;大成したハイドンのある種遊び心というか、それで立派なシンフォニーが構築されるのが見事ですが、ちょっと他の作品にはない大きな特徴をもっています。それを最初に繰り返し聴いちゃったんですね、頭に刷り込まれたせいか今でもこの101番は懐かしさと同時に特別な曲に聴こえます。
その後多くのLPやCDを集めましたが、特に良いと思ったのは、
・カール・リヒター、BPO(D.G) 強弱差を大きくとった、まさにシンフォニックな演奏できっちり真面目、第1楽章展開部のビシバシ押してくる感じは快感、BPOの上手さも聴きもの。
・コリン・ディヴィス指揮、コンセルトヘボウ・アムステルダム(PH)、いつもながらバランスが整い、旋律に生気があり、蛇足に感じる表現が一切ないですね。
・フランス・ブリュッヘン指揮、18世紀O(PH)、これほどメリハリがあると同時に透明、細やかな演奏は聴いたことがなかったですが、曲に隠れていた旨味を聴かされた感じです。
・J.クイケン指揮、ラ.プティット・バンド(D.H.M)、ブリュッヘンの演奏に準ずる感じですが、このCDはいわゆるHi-Fiサインドで大きなシステムで聴くとピラミッド・バランスのスケール感で聴けます。
・C.アバド指揮、ヨーロッパ室内O(D.G)、精鋭部隊、上手すぎで、もう少し大らかさもほしい感もありますが^^溌剌としたピリオド演奏にも傾向した現代的演奏です。(やたらテンポのゆっくりな演奏は今日では聴かれませんね)

ほかにも良い演奏が多々あるし、つまらない演奏も少なくない^^;
妙に流麗に仕上げようとした小奇麗な演奏はつまらないですね・・

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんばんは、与太です。

ブログデザインもリニューアルされて、何だか姉妹サイトのようですね。連帯企画でもやりましょうか(^^;

リヒターはバッハの作品がいくつかとモーツァルト;レクイエムがある程度で、古典期の作品の盤は持っていません。BPOと他にも録音しているのでしょうかね。少し調べてみます。

リヒターは1968年にモスクワとレニングラードに演奏旅行したそうで、その際に縁が出来たのかどうか知りませんが、ムラヴィンスキーとリヒターは飲み友達だったそうです。意外な組み合わせです。

No title

マエストロ・与太さん こんばんは

ブログデザイン、いろいろ見た結果、これが一番ですね、すっきりまとまってて^^

>連帯企画でもやりましょうか
楽しそうですね、一般には無名の作曲家、作品などの魅力をとことん掘り下げるとか・・このあたり既に共通話題でもありますね。

リヒター&BPOの録音はこのハイドン1枚だけ、と聞きますね。バッハの録音と同じく曲の内容ががっちり聴こえて、BPOの上手さが味わえる貴重なものかと思います、銀の輝きのようなサウンドです^^
プロフィール

michael

Author:michael
クラシック音楽が好きで、自らはリュートに親しんでいます。
バロック、古典派、ロマン派が中心ですが、音楽鑑賞など思ったことを書いていきます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR