Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

P.ティボー:ハイドン トランペット協奏曲ほか(D.G盤)  

ピエール・ティボーのtp協奏曲集Ⅰ(D.G盤)です。執念でアンテナを張っていたらやっと見つかりました^^v、昔、安もんの卓上ステレオしかなかった頃に聴いても素晴らしい音響で、演奏の美しさに魅了され、再度手にしたかった盤です。ジャケットはだいぶ草臥れ、盤も埃だらけ、例によって洗剤洗い、デンターシステマのブラッシング方法をいつもと変えてやってみたら、見事ノイズは少ない状態にできました。ほぼ問題なく再生できます。
指揮のオットー・ゲルデスはD.Gのプロデューサーでもあります。録音はG.ヘルマンス、透明感のあるHi-Fiサウンドに仕上げています。

ティボー hay tp
A)
G.トレッリ、トランペット協奏曲ニ長調
J.ハイドン、トランペット協奏曲変ホ長調Hob.Ⅶe:1
B)
G.P.テレマン、トランペット協奏曲ニ長調
L.モーツァルト、トランペット協奏曲ニ長調
ピエール・ティボー:tp
オットー・ゲルデス:指揮、バンベルクSO
1970年録音 D.グラモフォン


日本で手に入る範囲では?録音物が極端に少ないP.ティボーですが、魅力はtpの高貴な輝き、最高音域まで乱れのない透明な美しさでしょうか。
さて、ハイドンから、
第一楽章はわりと快速(近年では普通くらい)、バンベルク響のあまり重くない溌剌とした前奏で始まる、ティボーの安定した技で、前述どおり美音のtpが魅了していく、キレ味よく、サクサク進める。M.アンドレのゆったり、柔らかな演奏とは対照的な美質と言えましょう。カデンツァはティボーによるもの、高域の演奏を含め曲中のテーマをバランスよく織り込んでいる。
第二楽章、アンダンテらしくリズム感も出す、バンベルク響のバックは涼やか、tpは弱音ながらティボーらしい美音を保ち、木管的なカンタービレな演奏と言うより淡麗な味わい。
第三楽章、快調なテンポ、バンベルク響のバックもよく整い心地よい始まり、tpも技巧的になるがパッセージも見事に決め、完成度の高い演奏で締めくくる。
カップリングされた他の曲も聴いてみましょう、
テレマンのトランペット協奏曲ニ長調がまた絶品、高域を使うバロック期作品の魅力をティボーのtpが堪能させる、そしてtpが休みの第三楽章もいいんですね、バンベルク響はバロック演奏にも長けていて美しいサウンド、編成が大きめで爽快な弦楽が、小編成のバロック合奏団には聴けない深みを聴かせる、終楽章、tpは最高域を長く響かせて痛快に閉じる。
L.モーツァルトも同様にとても美しい。当盤も★★★★★です。
先般のピエール・ティボー:tp協奏曲第Ⅱ集と合わせ、名盤が揃いました。縁があれば、次はヘルート・シュナイドヴィントなど狙ってみたいです。
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category: F.J.ハイドン

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