Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

M.アンドレ:ハイドン トランペット協奏曲(アルヒーフ盤)  

モーリス・アンドレはハイドンのtp協奏曲をライフワークのように数年置きに様々な指揮者&オケと録音を残しています。手元にはほぼ揃っていますがパイヤール盤だけがまだありません^^;アンドレのハイドンは何枚かレビューしましたが、今日あらためて聴くのはシュタットルマイアと共演したアルヒーフのLP盤です。オーソドックスゆえに気づきませんでしたが、あらためて聴き返してみると以前ハイドン音盤倉庫のDaisyさんがレビューで評価されたとおり、これもトップにあげるべき一枚ですね。
アンドレ hay tp01
↓盤は厚手で反りなし、銀レーベルは完全光沢、盤そのものが逸品の意匠です^^
アンドレ hay tp02
A)
F.J.ハイドン トランペット協奏曲変ホ長調
M.ハイドン トランペット協奏曲ニ長調
B)
F.X.リヒター トランペット協奏曲ニ長調
J.M.モルター クラリネット協奏曲ト長調
ソロ モーリス・アンドレ:tp ほか
ハンス・シュタットルマイア:指揮、ミュンヘン室内O


1966年録音(アンドレ33歳)の演奏は若い時期のひとつの完成形のようです。
覇気にあふれ、コントロールされ尽くした安定した美しさで金管的魅力も十分聴かせる、緩抒楽章での比類ない柔らかさ、当時の絶好調の仕上げのような演奏です。そしてシュタットルマイア指揮ミュンヘン室内Oは抜群の合奏で格調高く、白銀のように高貴な弦楽の味わい、これ以上求めることはない、それがアルヒーフの水も漏らさぬ好録音で記録されています。D.グラモフォンから出たCD化されたサウンドも良好で申し分ないですが、初盤のアルヒーフLPでもぜひ聴きたいと取り寄せた次第。いつもながら銀のレーベルをターンテーブルに乗せると気分も引き締まる^^針を下ろすと一段としっとり滑らかな弦楽、輝くべき音は輝くサウンドは絶品、アルヒーフらしい無色透明の器に収めたような理想の録音です。評価は★★★★★とします^^
盤質は期待以上に良好で提供者に感謝したいほど。
その後アンドレは次のステップとして、J.L.コボス、ムーティ、J.ローラなどと新盤を録音し、ゆったりテンポに変り、tpの新たなアプローチを聴かせていきます、共演する指揮者&オケの美質も聴きどころですね。いずれもアンドレ各時期の完成形でどれが一番と単純に順位はつけられません。
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category: F.J.ハイドン

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