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スメタナ弦楽四重奏団:シューベルトSQ No.14「死と乙女」  

クラシック・ビギナーの頃は弦楽四重奏なんて地味で聴けないと思っていたところ、何か1枚くらい聴いてみようと、このシューベルトSQ No.14「死と乙女」の兼価盤を購入、イタリアSQの演奏でしたが、曲の凄さに開眼させられました。その後はSQの父、ハイドンから聴かなきゃ、という経緯です;
さて昨日求めたスメタナSQの「死と乙女」がすっかり気に入ってしまいました。この作品は全曲、まさに死神が忍び寄るようなオカルティックな趣ですので、クールな響き、ゾクっとくる鋭さがあってよいと思いますが、スメタナSQはぴたりツボを得た印象。録音は地元、岐阜市民会館でのライヴ、1978年DENONのPCM録音で、音場の広がりは左右いっぱいではなく、ちょうどホールの中央席で聴くような感じ、近すぎず遠すぎず、いつもながらPCMの清涼なナチュラル・サウンドがいい。MCカートリッジで聴けばそれに応える音質です。

スメタナSQ sch

第一楽章から適度に快速ぎみ、各声部の小刻みな動きを緻密に聴かせ、クールに澄んだvl、深々としたvc、そして力強いトゥッティが深い淵に引き込んでいく、提示部で圧倒され、展開部、また再現部とゾクゾクの連続;
第二楽章、陰鬱な歌曲からの主題と6つの変奏、シューベルトらしい和声進行、vcが主旋律を弾き、vlがオブリガートを弾く、続いて全楽器による激しい変奏・・静寂と熱気が入り混じる見事な変奏楽章。
第三楽章、魔性の者の踊りのようなスケルツォ、短いが切れ味抜群の魅力、中間部ではしばしの安らぎ。
終楽章、ここも急速で死神が迫りくるような小刻みな主題、推進力とともに各声部のシンフォニックな交わりも見事、テンポを速めた終結部がさらに熱気をおびる。スメタナSQは大味を付けず緻密なアンサンブルでかっちりと決める。
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category: シューベルト

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