Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

M.アンドレ:ハイドン トランペット協奏曲 完結編  

先日、総集編と言いながら手元になかったパイヤール盤が届きました。これでまさに完結です。
ジャケットは1979年に兼価盤として発売されたものです。録音は'60年頃と思われますが、思ったより良い録音で、アンドレのtpもバックのオケも満足に味わえるものです。強奏部で幾分歪みが出ますが盤の問題でなく、マスター音源によるものと思われます。

アンドレ hay tp p
ハイドン
①トランペット協奏曲変ホ長調
tp:モーリス・アンドレ
②2つのホルンのための協奏曲変ホ長調
hor:ジョルジュ・バルボトゥ、ジルベール・クルズィエ
③オルガン協奏曲第1番ハ長調
org:マリー=クレール・アラン
J=F.パイヤール指揮、パイヤール室内O


さて、メインのtp協奏曲ですが、アンドレの録音では最も速いテンポ、他の多くの演奏から見れば普通くらいですが、アンドレのtpは完璧、初盤から完成形ですね、当時、トランペットの常識からして、とてつもない奏者が現れたと多くの人がこの録音を聴いて思ったでしょう。
第一楽章ではパイヤールの室内Oはしなやかな表現をとりながら、抜群の合奏でキリっと引き締まった印象を与える、timpの打音が強めに取られ溌剌とした演奏、アンドレのtpと良いバランスで響きます。
第二楽章、驚くのは緩抒楽章でしょう、フルートを吹くかのように十分ゆっくり、滑らかに安定的にtpを吹くのは凄く難しいことと思います。終楽章も速めのテンポの快演です。
オケの表現としては2つ目の録音のドイツ的なシュタットルマイア盤が好きですけどね。

2曲目に入っている2つのホルン協奏曲、これは一聴してハイドンの作品ではないな、と印象づきますが、ホルンのための古典派の佳作ではあると思います。

3曲目のM=C.アラン独奏によるオルガン協奏曲ハ長調はなかなかの快演、オルガンの管を使い分け多彩な響きも楽しませます。パイヤール室内Oとしっくり溶け合う響きもいい。
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category: F.J.ハイドン

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